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猫です。~猫になった男とぽんこつの元お嬢様の放浪旅~  作者: 鍋敷
引き離された親子と闇潜む闘技場 フラリア王国編
127/283

魔族の陰謀です

結構書き直したので矛盾点あるかもです。

もしあったらすみません。

「ついに手に入れた。最高の素材で作り上げた最強の戦士! さぁ、お前の力を見せてくれ! 闘技場を破壊するのだ!」

「ウオオオオオオオオオオッ!」


 主催者の息子の言葉と共に飛び上がったウィロは、すぐさま地面へと落下。

 そして、地面へとドラゴンの腕と化した拳を叩き込む。


ドゴーーーーーーーン。


 その一撃で地面は破壊。

 地面が大きく割れ、激しい土埃の突風が闘技場を襲う。


「「「わあああああああああっ。」」」


 戦場にいる戦士達を、砂嵐が襲う。

 それだけでなく、観客席で戦う戦士達や観客達も巻き込まれる。

 当然、空飛ぶ竜もまた突風を受けて壁へと叩きつけられる。

 瓦礫も土も吹き飛んで、あらゆる所に落ちていく。

 それが収まる頃には、ウィロと主催者の息子以外立つものはいなくなっていた。

 その様子を見て笑いだす主催者の息子。


「くくく、あはは、あーはっはっはっはっ! 良いぞ! もっとだ! もっと破壊しろ!」

「ウオオオオオオオオオオッ!」


 ウィロの攻撃は続く。

 拳を振るう度に衝撃が現れ、闘技場を破壊していく。

 更には、口から出た火の玉が観客席を襲う。

 そんな中、何とかココルが立ち上がる。


「師匠! もう止めて!」

「無理、だよ。操ら、れてる。」


 ココルの声は、もうウィロには届かない。

 届くのは、操っている主催者の息子の声だけだ。

 そんな息子へと両親が詰め寄る。


「本当にお前がやったのかっ。どうしてだ。今すぐやめなさい!」

「そうですよ。こんな事したらただでは済まされませんわ。」

「煩い!」

「わっ。」「きゃっ。」


 実の両親をはね飛ばす息子。

 そして、すぐに闘技場を破壊し続けるウィロを見る。

 その顔は、とても嬉しそうに歪んでいる。

 すると、今度はスタークが立ち上がる。


「闘技場が…。てめぇら、どうしてこんな事を!」

「見ての通りだ。何でも言う事を聞く最強の戦士を作り上げる。それが私の目的だ。」

「最強の戦士だと? 関係ない者を巻き込んでまでする事かよ!」

「関係ない? 関係あるさ! このようにな!」


 主催者の息子が指を鳴らす。

 すると、地面に落ちた空飛ぶ竜達が起き上がる。

 ただならぬ瘴気を纏わせて。


「ぐうっ、何だ?」


 倒れたままの戦士達がそちらを見る。

 しかし、それと同時に空飛ぶ竜からの攻撃を受ける。


「ぐあっ。」

「なっ、おい皆、起きろ! 来て…ぐうっ。」


 立ち上がろうにも、すぐに攻撃を受けてしまう。

 そして、攻撃を受けた戦士達が光りだす。


「な、なんだこれ? さっきの光みたいな。うわっ!」


 驚いたのもつかの間、空飛ぶ竜と一つになる。

 先程のウィロと同じように。


「ウオオオオッ!」


 そして、同じく闘技場を破壊し始める。

 それを見た戦士達が逃げ出す。


「なんだよこれ。うわあっ!」


 そんな戦士も、同じように襲われて空飛ぶ竜と一つになる。

 しかも、一ヶ所の話だけではない。

 そのような事が、観客席のあちこちで起きているのだ。

 その様子を唖然としながら見るスターク。


「何がおきてんだ。どうなってんだよ!」


 あちこちから聞こえる悲鳴。

 その度に、契約の光が上がる。

 ココル達もまた、観客席を見る。


「なにこれっ。」

「強制契約っ。無差別、過ぎて、止められない!」


 悲鳴に気づいた時には、すぐに光に包まれる。

 助けようにも距離がある。

 もはや、見ているだけしか出来ない。

 そんな光景に、主催者の息子が盛り上がる。


「もっとだ! もっと混ざれ! ひゃーーーっはっはっはっ!」

「止めろ! どうして巻き込む! 目的は果たしただろ!」


 最強の戦士は生まれた筈だ。

 関係ない戦士を巻き込む必要はない。


「そうだな。一つ言い換えよう。私の目的は、最強の戦士の軍団を作る事さ。」

「軍団だと? その為に戦士を利用しようってのか!」

「そうさ。君達は戦うのが好きなんだろう? だから、軍団に入れて好きに戦わせてあげようというのだよ。」


 軍団に入れば、好きな戦いが出来るだろう。

 しかし、竜を纏う戦士達に意思はない。


「ふざけるな! 自分の意思で戦えねぇなら意味が無いだろ! それに、戦う場所は自分で決める! それが戦士ってもんだ!」

「そうかい? それは余計な事をした。まぁ、止めるつもりは無いがね。はーはっはっ!」

「くそっ、くそおっ!」


 笑う主催者の息子を悔しそうに睨むスターク。

 しかし、スタークにはどうする事も出来ない。


「それに、人の心配をしている場合かな?」

「なに?」


 その言葉で、スタークが周りを見渡す。

 すると、空飛ぶ竜の一部が襲いかかってきていたのだ。

 それを、すぐさま避けるスターク。


「俺達も巻き込むきか!」

「当然だろう。お前のような逸材を逃す訳がないではないか。」

「ぐっ、ふざけやがって。」

「ふざけてなどおらぬ。この時までどれだけ苦労したか。お前には分かるまい!」


 新たに空飛ぶ竜を向かわせる主催者の息子。

 そんな空飛ぶ竜を、スタークが落としていく。


「やはり無理か。そうだな、その為にわざわざ呼び寄せたのだからな!」


 ただの竜では敵わない。

 そこで、今度はウィロを向かわせる。

 そして、スタークとウィロの拳がかち合う。


「ぐうっ。よ、呼び寄せただと?」

「そうさ。君を操るには弱らせる必要がある。だから、部下を向かわせて探したのさ。それが出来る逸材をね。」


 各地に出る魔物による集団の事だ。

 チャンピオンと対等に戦える逸材を探す為。

 そして、それに選ばれたのがウィロだ。

 それを聞いたココルが憤る。


「その為に牧場を、ママを拐ったの? そんな事の為に!」

「拐っただと? そんな事までしてたのか!」

「ふん。やはり、関係者か。そうさ。守る者がいると聞いて、利用出来ると思ってな。お陰で、こうしてまんまと目的を果たしてくれた上に駒になってくれたのさ。」

「そんなっ。」


 全ては、非道な目的に利用する為だ。

 その為に、ウィロの弱みである牧場を襲ったのだ。


「くそがっ。それでもてめぇは人間かよ!」

「チガウ。」

「あ?」

「ヤツハ、ニンゲンデハナイ。」

「な、何だ?」


 片言の言葉でウィロが喋る。

 拳を引いて主催者を見る。

 そして、翼をはためかせて空を飛ぶ。

 

「おい!」「師匠!」


 そのまま宙で浮かぶと、主催者の息子を見る。


「コノトキヲマッテイタ!」

「くっ。瘴気を押し退けたか!」


 ウィロは、意識を戻したようだ。

 その少しの意識で、主催者の息子へと火の玉を吐く。

「カクゴシロ!」

「ぐそっ!」


 火の玉が着弾し、大きく燃え上がる。

 そして、爆風で後ろにいた主催者の夫婦が吹き飛ぶ。


「わあっ。」「ひいっ。」


 人や壁を吹き飛ばす程の威力。

 まともに直撃した主催者の息子は、ただではすまないだろう。

 否、息子が無事でないのなら夫婦も無事ではすんでない。

 つまり…。


「面白い。人間風情が瘴気をはね飛ばすとは。」


 言葉と共に煙の中から針が飛ぶ。

 それが、ウィロの胸を突き刺し吹き飛ばす。

 そして、そのまま地面へと落ちていく。


「無事か!」「師匠!」

「ウガアアアアッ!」


 落ちたウィロは、瘴気を漂わせながら苦しそうにもがいている。


「はぁ、折角の服が汚れてしまったよ。もう必要ないがね。」


 そう声が聞こえて来たのは主催者の席。

 そこに漂う爆発の煙が晴れていく。

 そして、主催者の息子だった者が現れる。


「な、何だてめぇ! 人間じゃ…。」

「魔族。」

「魔族?」


 スタークの言葉を遮るようにリュノが喋る。

 それを聞いた、赤黒い肌のそれが笑う。


「いかにも。私は魔族。人間の諸君、ごきげんよう。」


 礼儀正しく魔族がお辞儀する。

 それを見た夫婦の二人が逃げ出す。


「「ひいっ。」」


 息子が化け物と知れば、逃げるのも無理はない。

 そんな魔族へと、リュノが睨む。


「とある森を調べてたら、貴族の服を着た屍を見つけた。お前の仕業だな?」

「リュノさん?」


 様子が変わったリュノに驚くココル。

 しかし、リュノは気にせずに魔物を睨む。


「いかにも。闘技場という目的を果たすのに最高の舞台を見つけてな。ちょいと入れ替わらせて貰ったよ。」

「殺したのか?」

「勿論だ。それが、なにか?」


 人を殺した事をものともしていない。

 むしろ、楽しそうに笑っている。


「お陰で、こんなに素晴らしい駒を手に入れたのだよ? その為の犠牲になったのだから感謝をして貰わないと。」

「てめぇ! 人の命をっ…。」

「無駄だよ。あれが魔族。いちいち気にしたらやってられないよ。」

「で、でもよ!」

 

 リュノは答えない。

 それが答えだ。

 相手をするのは無駄なのだと。


「そこのチビの言う通りだよ。チャンピオン。それに、人の心配をしている場合かな?」

「何?」


 魔族を睨むスタークの足下のウィロが起き上がる。

 そして、いきなりスタークへと拳を突き出す。


「ウガアアッ!」

「なっ!」


 咄嗟の事で、拳を出し遅れるスターク。

 代わりに、自身の腕で拳を逸らす。


「流石だ。実力だけは認めてあげるよ。人間にしては素晴らしい実力だ。だからこそ欲しい。」

「ふざけるな! 誰がお前の駒なんかに!」


 拳を引いたウィロは、もう片方の腕を突き出す。

 それを、今度こそ腕で受け止めるが…。


「強いっ!」


 スタークの拳が簡単に弾かれてしまう。

 そして、強力な蹴りがスタークのお腹に突き刺さる。


「ぐうっ。」


 飛んだスタークは地面を転がる。

 そこへと追撃に向かうウィロの前にココルが立つ。


「もうやめて! あんな奴に従うのは止めようよ!」


 そう呼びかけるも、歩く足は止まらない。

 もう、ココルの声は届かない。

 むしろ、ココルに向かって拳を振るう。


「師匠!」

「…コチ!」


 激しい衝突音。

 ウィロの拳をリュノが斧で防ぐ。

 それでも、リュノは苦しそうに奥歯を噛む。


「無駄だよ。追加の瘴気を打ち込まれてる。」

「中々察しが良いじゃないか。ご主人様に楯突くから仕置きしてやったのさ。大方、始めからそれが狙いだったんだろうね。でももうそいつの意識は戻らない。そいつはもう死んだような物だからな。」

「そんなっ。」


 先程撃ち込まれた針の事だ。

 それにより、大量の瘴気を撃ち込まれたのだ。

 もう二度と意識が戻らないように。

 もうウィロは、ただ動く屍と変わらない。


「師匠が死んだ? 嘘だっ!」

「悲しいか? ならばお前も、横に並べてやろう!」


 魔族から指示を受けた空飛ぶ竜がココルへと突っ込む。

 どうやら、ココルを操ろうとしているようだ。


「きゃっ。」

「ココルちゃん!」


 逃げようとしたココルが転倒する。

 そこに、空飛ぶ竜が迫る。


「危ない!」

「ぐっ。」


 倒れたばかりで動けない。

 そこへと、空飛ぶ竜が落ちてくる。

 次の瞬間、他の空飛ぶ竜が突っ込んで止める。


「え?」


 突っ込んだ竜は、ココルの前に降りる。

 そして、ココルを守るように他の空飛ぶ竜を牽制する。


「どうして…あ、胸の傷。もしかして森の?」


 答えるように、ココルを見る空飛ぶ竜。

 しかし、すぐに空飛ぶ竜を追い払う。


「ん? 瘴気が足りなかった奴がいたか。なら、まとめて潰せばいい! かかれ!」


 魔族の声で、一斉に空飛ぶ竜がココルを襲う。

 これでは逃げる事は不可能だ。

 しかし、そこに複数の人影が飛び込む。


「逃げるぞ!」

「きゃっ。」


 その正体は、スタークの側近達だ。

 その内の一人がココルを担ぐと、逃げるように走り出す。

 その後を、味方の空飛ぶ竜が庇うように追いかけてくる。


「危ないよっ。私から離れて!」

「知るか! あの戦士助けたいんだろ? だったらもっとしっかりしやがれ!」

「そうだ! あいつはまだ死んではないんだよな? なら、生きて生きて考え抜けよ!」

「……考える?」


 諦めれば、操られている駒の一つになるだけだ。

 しかし、生きていれば打開策の一つでも思い浮かぶかもしれない。

 その為にも、ただひたすら逃げ続ける。

 それでも、速さは相手の方が上だ。


「ぐっ、囲まれた!」


 逃げ道を塞ぐように、空飛ぶ竜が降りてくる。

 こうなれば、逃げる事など不可能だ。

 その前に味方の空飛ぶ竜が立ち塞がるが無意味だろう。


「無駄な時間をかけさせおって。やれ!」

「ぐっ、やるしかねぇ。この子だけでも助けるぞ!」

「おう!」


 魔族が指示を飛ばすと、ココル達へと一斉に炎を吐く。

 それに対して、戦士達が武器を構える。

 次の瞬間、飛び込んできたスタークが戦士達を庇う。


「ぐうっ。」

「チ、チャンピオン!」


 全ての攻撃を、その背中で受け止めたのだ。

 しかし、最後の気力を使ったのか地面へと膝をつく。


「チャンピオン、すまねぇ。」

「気にすんな。守れたならそれでいい。」


 そうは言いつつも、肩で息をしている。

 限界はとうに越えているようだ。

 それでも助けるスタークへと、魔族が拍手を送る。


「ははっ。ここまで邪魔をされると、逆に素晴らしいよ。だから君は…負けるのだよ。」


 主催者がニヤリと笑うと同時に、大きな竜が動き出す。

 そして、スタークを大きな口でくわえてしまう。


「ぐあっ。」

「チャンピオン!」


 大きな竜は、口のスタークを上へと掲げる。

 暴れるスタークだが、ほどく程の力は残っていない。


「ふふっ。チャンピオン、討ち取ったり。って、所かな?」

「ぐっ、離せ!」

「離れたいならどうぞ? 出来たらの話だがね。」


 出来ないと分かっていての挑発だ。

 自分の勝ちだと教える為だろう。

 すると、大きな竜が光りだす。


「さぁ、君も私の元に来るがいい。」

「くそっ!」

「チャンピオン!」


 どれだけあがいても、振りほどける事はない。

 無慈悲にも、光がスタークを包み込む。


「チャンピオーーーン!」

「くそがーーーーーーーーーっ!」


 そして、スタークもまた大きな竜と一つになる。

 光が収束すると、ウィロのように大きな竜を纏った姿がそこにあった。


「ウガアアアアアッ!」

 

 大きな竜を纏ったスタークは、叫びながらウィロと戦うリュノへと向かう。


「なっ。」


 リュノの後ろへの一撃。

 対処に遅れたリュノは、そのまま壁へと吹き飛ばされてしまう。


「リュノさん!」


 叫ぶココルだが、リュノは出てこない。

 その間にも、スタークはウィロと合流する。


「ははっ、完成だ。」


 ウィロとスタークの周りに、他の戦士達も集まってくる。


「この時をどれだけ待った事か。」


 屈強なる戦士と最強の生物が混ざった者達の軍団。

 その中央に立つのは、それらの上位互換となる二人の存在。


「我が竜の戦士の軍団! ここに誕生なり!」

「「「オオオオオオオオオオオオオオオオオッ!」」」


 竜の戦士達によって構成された最強の軍団が誕生したのだった。

 

「終わりだ。」

「ははっ、どうすりゃ良いんだよ。」


 まさに絶望の光景だ。

 目の前の光景に、心が折れる戦士達。

 考えた所でどうにかなる相手ではない。


「私のせいだ。私が師匠を止めれなかったから。」


 ココルもまた、何も出来なかった自分を責める。

 そんなココル達を無視して雄叫びを上げる軍団。


 そして、その雄叫びで二人の戦士が目を覚ます。


「だーーーーーーーーーーっ、うるさーーーーーーいっ!」

「ん? 何だ?」


 声がしたのは、積もった瓦礫の山の下。

 そこから上がった紫の炎が、瓦礫や土を吹き飛ばす。


「あの炎はっ。」


 見覚えのある紫の炎。

 その中から、二人の戦士が現れる。


「好き勝手に土を被せやがって。お陰でいくらか飲み込んでしまった。」


 全くだよ。

 お陰で、動けなかったんだから。


「だが、そんなのまだましだろう。こっちは瓦礫でコブが出来てるんだぞ。」


 そこに現れたのは、フィーとバレットだ。

 体の土を払うように瓦礫の中から歩いてくる。


「フィーさん!」「リーダー!」

「ん?」


 呼ばれた方を見る二人。

 そして、ようやく今の事態を理解する。


「眠っている間にとんでもない事になってるな。何かのパレードか?」

「ならば参加してみたい所だが、残念ながら違うようだ。」

「だろうな。だと良かったんだが。」


 うん、嫌な予感しかしないね。


 軽く現実逃避をしつつも歩きだす二人。

 そして、最強の竜の戦士の軍団の前に立つ。


「それでは一つ。」

「仕返しといこうか。」


 そう言って、二人は武器を構える。


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