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【短編集】『時代』  作者: 雨音れいん
『箱入り息子』
8/16

八.


「さあ、中へ入んな」


 モ吉は家の中に入った。


「おっかあ、おっとうはどこだ」


「おっとうは薬売りに行って晩飯まで帰らないよ」






 それからその晩飯時。そこの旦那が家に戻ると三人仲良く団欒した。


「あれ?」


 ふと母親の顔を見てモ吉は不思議な顔で言った。


「何だいモ吉」


 母親が言った。


「何でもねえ」


 モ吉が言うと三人は再び飯を食い始めた。 


 飯の後母親が怖い顔でモ吉に言った。


「おらが風呂に入る時は絶対、部屋から出るんでねえぞ」


「分かったぞ」


 モ吉は素直に返事した。



        つづく。。。 

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