かいぶつ
君はあたしのなかに棲んでいる。きみは、居なくならない。
からからのからだを動かして 骨が折れたとして
きっと僕は歩くだろう
その行先に何があるのかはわからないけれど
きらきらのなみだを流してる 口が開いたとして
そこから どんな 言い訳を聞かせようというの
そんなの聞きたくなんてないんだって 何度言わせてくれるの
暗い部屋で 隅にいるだけで安心してしまうたび 悲しくて
あたしの帰る場所はいつどこにあるんだろう
信じたいんだって 気持ち全て音にするたび
重ったいな 鉛みたいに床に落ちていく
転がってどこかに行ってしまう あんたもあたしを置いていくのね
ああ 愛しいよ なんて
体の奥深くで冷たくてあったかい歌が 溢れた
暗い箱の中 ふたりぼっち
鍵をかけても ガムテープで塞いでも
きみは出てきて あたしの耳を触る
昔話のように耳をすませた
紙の鎖でさえ 指を切ってしまうことが怖い
君が居なくちゃ生きれない こんな弱い 怪物の手を柔いと思う
あたしはもうおかしいんだろうな