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第二章   物語の幕開け

この第二章で物語が大きく動いていきます。

是非、皆様もこの先どうなるか考えながら読んでください。

「只今、午後4時21分。巨大磁石015の発射まであと4分です。」


「あと4分かぁ・・・」

「どんなやつだろうね。ちょっと楽しみだ、オレ」

「けんとすごいね。私は大きな音が鳴りそうで怖い」

「ねーちゃんは弱虫だな」


いつもだったらここで喧嘩がはじまるところだが、今日は反論する気になれないでいた。これから起こる出来事の予想など全くできない。ただ、地球が動くことだけを祈って待つだけだ。人間という存在の小ささを美月は感じていた。


「おっ。今、4時24分だぞ。残り一分だ。みんな静かにしろ。」


心臓がバクバク言ってる。


「只今、午後4時24分50秒。発射まで残り10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,0,発射」


「ドォオーーーーン」


誰もがこの音が鳴ることを想像していただろう。

しかし、いつまでたってもこの音はならなかった。心配して損したと美月は思った。

すると突然けんとが


「あれを見て!!」


と興奮した声で叫んだ。外を見ると空に大きな光の玉のようなものが浮かびあがっていた。どうやらあれは巨大磁石015らしい。


「すっげーーー!!ねぇ、父さん、外に出てみようぜ」

「やめときなさい!けんと!!」

「いいじゃないか。危ないものじゃないんだし。」

「・・・。わかったわ。じゃあなにかあったらよんでね。」

「うん!わかった!!」


けんとはやっぱりまだ子供だなと思った。それにしても、あの大きな玉はどんどん大きくなってる気がする。それにこちらに近づいているような感覚を美月は感じていた。大丈夫なのだろうか。

その時だった。部屋にあるすべての窓がガタガタと震えだした。あまりの異様な光景に二人は動けずにいると、ガタンッという大きな物音とともにすべての窓が飛んで行った。美月はそれをぼっーと見ることしかできなかった。

「第二章  物語の幕開け」は以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

次話は明日の朝の5時に投稿予定なので、是非次話も読んでいってください!!

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