プロローグ 第一章
この小説を書き始めたきっかけは私のゆめである。設定は、私の夢からとったものだ。
先日、私はこれと同じような夢を見た。でも、それはほんの一部始終だけだったから単純に全部をみたいと思い、自分で作ってみた。
実際に夢の中で映像で見た分、映画のように書いていきやすいと思う。
皆さんに楽しんでもらえるような小説ができるようがんばります。
あの頃は楽しかったな…。
小鳥の鳴く声で起きて、朝ごはんを食べて学校へ行く。帰って来たら暗くなるまで遊んでたっけ…。家に帰ったら美味しいご飯を食べれるのが当たり前。そんな生活がずっと続くと思ってた。
なんでこうなったのかな?どうして?
助けてよ…誰か。私を一人にしないで…。お母さん、お父さん、けんと…ナイト
…。私どうすればいい?ねぇ、誰か答え
てよ。ねぇ………
__________________
「お母さーん、ただいまー」
「あら、美月。おかえりなさい。」
「ねぇ、今日のご飯何?!?いいにおーい♡」
「今日はカレーよ。」
「えっ!ほん…『まじで?!うぉっしゃーー』
「ちょっとけんと。人が喋ってるときに割り込んでこないでよっ」
「うっせぇー」
美月はけんとに怒りながらソファーにどかっと座った。
「あ、なんかテレビやってる」
そのテレビには“異常気象?!まだ、冬が来ない”というテロップが表示されていた。テレビの内容によると、ほんとはもう寒くなるはずなのに全然気温が下がっていないということだった。
「ふーん。確かにまだ寒くないね。」
「そうね。でも秋ぐらいが涼しくていーじゃない?」
「えー俺早く雪であそびてぇー」
「私は秋のままがいーな♡たべものおいしいしっ」
「だから、デブなんだよ笑」
「なっ、なんだとぉぉおお?!」
美月とけんとはいつもこんなかんじである。一歳しかとしが離れていないせいか、二人はお互いを同級生のようにあつかっていた。そのため、いつもケンカばっかだ。
「ただいまー。」
「あ、あなた!おかえりなさい。」
『おかえりー』
「なぁ、外なんであんな明るいんだ?もう7時だぞ?」
「どーでもいいから早くご飯たべよ?笑」
「あぁ、はい。じゃあ食べましょうか。」
『いっただきまーす!』
その日のごはんは本当に美味しかった。
おかわりを何度もした。
このあと起こることなどなにもしらずに。
「プロローグ 第一章」は以上です。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
まだ最初なので盛り上がりが少ないですが、次話からはどんどん話を盛り上げて行くつもりです。次話も、是非読んでいってください!