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第六話 逃避
しばらくして‥酔いが覚め、ようやく本来の敏志に戻った。
だが茜は嫌な予感はしていた。
「じゃ‥父さん‥まだやることがあるから先に帰ってるんだぞ‥」
「‥‥‥‥‥。」
「茜‥幸せになるんだぞ‥お母さんと真由に宜しくな‥お前が長女でしっかりしてて良かったよ」
「なぁ‥親父‥仕事終わったんなら、一緒に帰ろうよ‥」
茜はこの時、もうお父さんに会えないとどこかで、確信をしていた。
「すまん‥やらなきゃいけないことがあるんだ‥」
敏志は夢中で走り出した。このまま‥娘の茜といたらさっきまでの、決意が揺るぎそうだった。
死ぬ場所なんてもう、どこでもいい、、早く死ななければ、この人生は終わらない‥この苦しさも止めることは出来ない。
夢中で駆け抜けた‥‥。
ありがとうございました!!
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