第四話 父と娘‥
敏志は死に場所を選べず、コンビニでビールのロング缶を3本買い‥若者の街の大きい公園で飲んでいた。
と、そこに見知った顔がやってきた。
今の若者の最先端のよく分からないファッションに身を包んだ、娘の長女の茜だった。
「最悪‥まじで親父なんだけど‥」
敏志はキョトンとしていた。それもそのはず、現代の若者はSNSで何かあるとすぐ発信をする。見たもの聞いたものをすぐに、誰かに共有をし、それを下げずんだり、馬鹿にしたりするのが、通例だ、娘の茜も、友達からヤバいオジサンいたと、メッセージとご丁寧に画像まで添付されていた。そこには
自分の父親が、街中でスキップをしてる画像だった。
茜はそんなはずないと、画像を凝視したが、残念ながら自分の父親だった‥その真意を突き止めるべく、学校から帰宅をし、わざわざ私服に着替えて、ここの街に来たのだ。
「てか、なんでこんな昼間っから酒のんでるわけ?仕事は?」
敏志の中では、なぜ、茜はここに来たのかは知らず、死ぬ前に会話をするのが、自分の娘で良かったと心の中で安心をした。
「おい‥茜、ほら、ビール飲みなさい、まだ一本は開けてないのが、ある。。」
茜は高校3年生、お酒を飲める年ではない、だが本人は友達の付き合いでたまに飲む事があるが、まさか実の父親から進められると思ってなくて、しばし、キョトンとした。
敏志はお酒が入っていて、上機嫌だった。これから死ぬのだから、最後くらいはじっくり話したいと思った。
「ちょっと‥あたしは未成年だろーが‥どうしたんだよ、親父‥‥。」
「いいから‥飲みなさない‥いや、飲んでください‥」
ここまで、言われて茜は父親の隣のベンチに腰をかけ、空いてないビールをプシュりとあけた。
父と娘の最後の会話が始まる
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