4話 地上へ
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さて、ナイトグレイも倒した事(前回を見てね)だし、探索を再開しますか。
そうして、洞窟を進んでいくと少しずつ傾斜がついてきた。その傾斜は上にむかって伸びている。
ここを進んだら洞窟から出れるかも知れない。そう思い、僕はこの坂を登り出した。
途中、何体か他の魔物が襲ってきたが、切り捨てた。
自分に残酷な一面があったということに驚いている。
とりあえず、そこは置いておこう。それよりも、だ。僕の前には、扉があった。錆び付いているが、使われていている痕跡がある。さすがに切れないだろうし、切れたとしても申し訳ないのでやらない。
かといって、誰かが開けて入ってきたとしたら、僕は狩られちゃうんだよな。
やっぱり、切って壊すしかないのかな?と言うか、門番みたいなのが外に居たらどうしよう……
まぁ、悩んでいても仕方がないか。よし、切ろう。
そうして、僕は扉を切った。
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久しぶりのシャバの味は、美味しいな。日光が暖かい。緑が溢れてる。
外は森だった。幸いにも門番のような人影はないようだ。しかし、もし他の魔物が外に出てしまったらどうしよう。何か使えそうなものは無いかな。そう思い、周りを見渡してみると、良い感じの木があるではないか。よし、入り口を塞ぐために使おう。切り方は、確か……
少ししたら、斬り倒せた。狙いどうりだ。
え?何故木を斬り倒せるかって?
実は、僕は高校で森林管理などを学んでいたのだ。その経験をいかそうと森林に関係する仕事に着きたかったんだけど、失敗したんだよね……
とりあえず、その事は置いておいて、これで外に出るにはこの木をどうにかしないといけないから良いだろう。
それよりも、これからの目標はどうしよう。進化を目指すのも考えたが、いつか必ず終わりがくる。
となると、もっと大きな目標が必要になる。
しかし、僕はまだこの世界についての知識が少なすぎる。
よし、まずは進化と世界についての知識を得ることから始めよう。
え? スキル『解析鑑定』でどうにかならないのか、って?
結論、無理に決まってるでしょ! スキル『解析鑑定』は、そこまで万能ではないよ。
そんなことが、もし、出来たらそれこそ、チート中のチートでしょ!
……もしかして、スキルは使い込んだら出来ることも増えるとか、無いよね?
う~ん、気になるけど、今は置いておこう。
とにかく、目標は進化と、この世界についての知識を得ることかな。
こうして、僕のこれからの目標が出来たのだった。
昨日、今日と忙しくて、内容が薄く、短くなってしまいました……。申し訳ないです……
次は、いままで通りの文章量に出来ると良いな。と言っても、今週はかなり忙しいので、更新も厳しいかもですが。……とりあえず、がんばります。
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