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1話 転生

初投稿です。

誤字、文章的に間違い等あったら、ごめんなさい。

でも、楽しんでくださると嬉しいです!

 どうも、皆さん、こんにちは。突然ですが、僕、異世界の洞窟の中へ転生してしまいました。しかも、大蛇の魔物にです。「何言ってるんだ?」と思った、そこのあなた。安心してください。僕、言葉を発することができません。なんたって、蛇ですから(笑)。え、そこじゃないって?まぁ、気にしないでおいて。うん。……

 ……何考えてるんだろう、僕。僕が考えている事が分かる相手がいるわけでもないのに、このようなことを考えてしまった。そもそも何故、このような状況になってしまったのか。思い出してみる。


ーーーーーーーーーーーーーー


 僕、石崎 凛は、とある商社に勤めている26歳。主語が『僕』だから騙された人もいるだろうけど、れっきとした女の人。外観もかなりボーイッシュなので、騙される、と言うか、勘違いする人が多い。僕の事は置いといて、仕事の事。営業担当を任されているが、うまく行かない。それどころか、新しく入ってきた子達に追い越されそうな勢いで追いかけられている。

 いや、怖いね。呑気そうなことを思ったが、かなり不味いと感じている。どうしよ。

……

………よし、とりあえず、いつも通り頑張ろう!

 そう心に決めて、会社を出たのだが……

 一言で言うなれば、タイミングが悪かった。

 なぜなら、目の前には、こちらに猛スピードで突っ込んでくる一台の車が。そう、皆さんお馴染み、某「○○○○(車種名)ミサイル」だ。

 しかし、もう遅い。僕がその事に気づく頃にはもう避けることもできない距離まできていたのだ。まぁ、避けることができる距離だとしても、恐怖で動けなかったんだけれど。

 こうして、僕は車に跳ねられた。周りから悲鳴と騒がしい声が聞こえてきた。しかし、それ以上に身体中の痛みが襲うと同時に服が濡れているのに気づいた。目を少し動かすことができたため、服の方へ目線を向けると、紅色の液体が広がり始めており、道に広がり始めていた。大方予想していたが、やはり血が大量に出ていた。ははっ、オ○ガみたいじゃん。そんなことを思っていると、だんだん目が霞だし、耳も聞こえなくなっていた。あぁ、僕はもうじき死ぬんだ。そう直感した。短い人生だったな。親孝行もできてないし、結婚も……お母さん、お父さん、職場の皆さん、ごめんなさい。お先に失礼します。そう思い、意識は、途切れた。


ーーーーーーーーーーーーーー


 そうして、少し時間がたったのだろう。僕は、目を覚ました。しかし、何か違和感がある。周りが覆われているのだ。材質は……卵の殻?そんな感じだ。うん。……うん?ちょっと待って、え?どうゆうこと?え?卵の殻が周りにあると言うことは、僕は、人をやめたと言うこと?……ということは、転生?人以外に?スゴいな……こんなこと人生出始めてだ。いや、一度死んでるし、何なら人外だし。いろいろ違うのか?うーん…… 

僕は、変なことで考え込んでしまった。しかもかなりの時間も。そして、最終的には。

 うだー!考えるのもめんどくさくなり、頭を思いっきり上げた。この瞬間、勢い良く頭を上げすぎて、「バキ!」と卵の殻を突き破ってしまった。そうして、僕は、突然の事すぎて少し呆けてしまい……少しして、気を取り直したら体の全てを殻から出した。そして気づいた。僕は、蛇だと。なぜ大蛇と分かったかというと、周りの草が小さく見えるからだ。そして思う。これからどうなるの?

そして冒頭の場面に戻る。

1話、見てくださりありがとうございます。家龍 トレノと申します。この作品、頑張って続けていきます。(不定期になると思いますが……)

X(旧 Twitter)でも、同名でアカウントがあります。良ければフォローもお願いします。(←まあまあ失礼かも知れないな。)

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