コラッツ予想3(4)1シフト方法の補足
前回では若干説明不足があった。
全ての1を右にシフトを毎回行なうと
4/4
になり、同じ数が繰り返される。
理由は3×3=9であり1の数が変わらないことにある。
このままでは収束しないが、本来3倍では桁は1.5ずつしか伸びないので、同位体としての特性を維持するためには2回1個0が少なくなるよう切り詰めなければならない。
連続する1は3倍しても1の数が変わらない。(補数であれば上位の0が下位に移っただけなので0の数も変わらない。)
独立した1は3倍すると1が増える。(補数であれば上位の0が1に変わるので0の数は減る。)
1が増えないようにする、つまり演算が収束しない条件は単独の1が出ないことになる。
しかし、3倍において単独の1がでないように維持することはできない。
もう一つ別の説明方法としては3倍してー1すると
001->010
011->000
101->110
111->100
となり、平均で桁が6増7減する。
より大きな桁であれば3対4に近づく。
かりに6対7でも、演算は収束する。
各数字の発生頻度に関して制約はないので同じである。