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1話「JKと死神」

1話「JKと死神」


「ここから落ちたらどうなるんだろ……楽になれるのかな…」


高い橋から今にでも落ちそうな女子。それが今の私。

私は友人関係に悩まされ、精神的にかなり病んでいた。

このまま少しでもバランスを崩したら落ちて死ぬ...自殺だ。


「ははっ、もういいよね…もう…ばいばい…」


私は前に身を傾けようとした。その時だ。


『あーあもったいないなぁ、せっかく人間になってここまで成長したのに』

『まぁでも私の仕事はこの子の背中を軽く押すだけだし、なんも考えないでいっか』


あぁ…なんか聞こえる……死ぬ寸前ってこんな感じだったんだ…


『いいなぁ私は小さいころに死んじゃったからなぁ、羨ましい、憧れるわ』


ん…?幻聴ってこんな長いか…?結構はっきり聞こえるし…

いや、違う!おかしい…だって…


「あなた…誰…?」

『え?』


私の目の前には宙に浮き、刀のようなものを持っているフードを被った骸骨いた。


『もしかして…私のこと見えるの…?』

「え…う、うん」

『え、え…?』


相手も私もかなり困惑している。当たり前だ。


「ふーところでなぜ君は私の後ろに回っているのかい?」


私は少し息を吐いた。

このありえない状況の中、私はなぜか冷静だった。精神の極地にでも行ったんじゃないかって思った。


『えっとーちょっと面倒なのが私の周りにあってね、それ関係だよ』

「ほう…んじゃ下りるねここから」

『え…?』


図星よ図星。意外と私はこういうのが好きでね、某動画サイトyo〇t〇beとかでよく見るのよ。


『ちょ、ちょっと困るかなぁ?』

「なんでよ」

『え、えっとー』


その骸骨は人間に《死神》と呼ばれる存在らしい。

もちろん死神っぽいこともする。今回がそうだ。

自殺志願者や罪人、ときには動物にも手を下すらしい。

死神は私の背中を押し、落下させ、あっちの世界に連れていくつもりだったらしい。


『死神の世界も結構大変でね、仕事通りにちゃんとやらなきゃいけないのよ』

「やっぱ死神の世界もそういう関係はめんどくさいのね」

『そうなんだよねーしかも上司とかいるのよ、やばいよね』

「うわーつら」


なにこの死神…ものすごく接しやすい…


「ねぇねぇ」

『何?』

「友達にならない?」


友人関係が問題で自殺しようとしてたのに…正直自分でもわからない…


『この世界にずっといさせてくれるのとずっと一緒にいるならいいよ。あとほかの死神見えても内緒ね』


「おー意外と要望多いな、別にいいけど」

『やったぜ!!!』


意外とすんなりいったな。てかこれ死神が喜ぶのおかしくない?ま、いっか

これからどうなるんだろ…死神と友達…まぁ普通じゃないわな、いろいろ変わっていくと思うけど頑張ろ。

後書き!新しい小説です。JKと死神。この組み合わせどうでしょうか?結構面白いかなぁって思ったり思わなかったり。いやーてか自分もありましたよ、友人関係で病んだこと。まぁ今でもたまにありますけどね、昔ほどではないんですけどね。ちょっとそろそろ寝たいので自分はここらへんで…さらば!

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