表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

001 引きこもり召喚!

初連載ですがよろしくお願いします!ちょこちょこ改投していく予定です。

「このままでは国が滅びる……」

 小国レグルスの国王は呟いた。


「レグルス王国」―――大陸の平和な小国であったが、この国は今最大の危機に瀕していた。


 きっかけは隣国の「ディスフィロア皇国」―――大陸最大の100万にのぼる軍勢を持つ最強侵略国家である。他国への侵略を続けていたこの国の魔の手が今まさに小国レグルスに及ぼうとしていたのだ。


「……大賢者よ、この国を守るためにはどうすればいい?」

 大賢者と呼ばれた女は余裕顔で答えた。


「異世界から大量の人間を呼んでぇ訓練すればいいんじゃねーのぉ?!楽だしぃ!てかーこの国ぶっちゃけ少子高齢化だし~長い間平和なせいで軍隊とかなり手がいないしぃ……これしかないっしょ!」


 大賢者のあまりに軽薄な物言いにぎょっとさせられた国王であったが

「そうだな……それしかあるまいな…………」


 こうしてレグルス王国は国をあげての異世界からの大転生を行うこととなった。


 国中からかき集めた魔導師らは円となり巨大な魔方陣を展開。その中央で大賢者が魔法を唱える―――


「来たれぇ数多の守護者よぉ。大賢者の名の元に命じるぅ。我が名はクロコ――――」


 やる気のない声が響く。


(言い方気持っ)

(あんなやつが大賢者とかなめてるだろ…)

(あーもうこの国終わったわ)

(死んだら異世界転生してーエルフとハーレムだぁ)


 魔導史たちは内心こう思っていた。


 ――――魔方陣が光る――――


「やったか?」

儀式を見守っていた国王は身を乗り出して言う。


「うーんとぉ。まあ一応成功したよぉ」

「一応?とは……」


「いや本当わぁ、異世界のぉ、軍人とか召喚する予定だったんすけどぉそのぉ―――――」


目の前の巨大魔方陣には大量の人間。10万はいるだろうか…


「異世界の引きこもり召喚しちゃったぁー☆」


「は?」




読んでくださりありがとうございました!!

もしも「続きが気になる」「面白かった」などと思われましたら、広告下の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして応援してくださればモチベ向上に繋がります!

お手数お掛けしますが、よろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ