【番外編】美久子 学院祭 高校生編(32) 話題にされる武将
「あー、サンドイッチ美味しかったー」
「結構なボリューム感だったわね!」
「お腹いっぱいになったよね」
七海と恵と美久子は、空手部の『世界の美女喫茶』で、
サンドイッチを美味しく完食した。
湊人は他のテーブルでサーブしている。
遠くから見たら普通にすごい美女だ。
高校生男子とは思えない。
「で!常盤武将の受け身会、どうだったー?」
「もう、ガラッガラよー。ほんと笑っちゃうくらい!
こことか、バスケ部のホストクラブとは雲泥の差だったわ」
「そうそう!あまりにもヒマで、
柔道部の人達、フツーに練習してたよねー。
女装でもしたらよかったのにー」
「あはは!」
「マットが五枚くらい重なってて、
あれなら受け身しても痛くないと思うのよ。
私もしたかったのに、健二に止められたのよ!」
「き、きのぴい!そりゃ、武将は止めるよ」
「そー!きのぴい、スカートなのに本気で常盤くんに挑もうとするだもん。柔道部の男子達、めっちゃ困ってたよー。
でも皆途中までしっかり見てたけどね!」
「あはは!そりゃ、困るし見るよね!」
「常盤くん、焦って『お前ら今すぐ目を瞑れ!』って叫んでた。あはは!」
「だって、思わず武道の血が騒いだのよ!
道着見るとダメなのよねー」
「「きのぴい!かっこいいー!」」
「常盤くんと写真撮った?」
「撮ったよー!美久、見て見て!」
「さすが七海!良い仕事するね!アングル最高」
「……七海。今すぐこの写真、送って」
「おっけー!」
恵は愛おしそうな目で、写真を見つめていた。
「「やっぱり恋する乙女は可愛いね~!」」




