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【番外編】美久子 学院祭 高校生編(7)   お手柄な美久子達


「何するんだ!カメラが壊れるじゃないかっ!」

「きゃー!すみません!大丈夫ですかっ?お怪我はっ?」

「あらー!そのカメラ、壊れて無いですか!?

もし、壊れてたら大変ですよね!では警備室に行きましょう!」

「えっ?け、警備室?」

「そうですね!私のせいで壊れていたら弁償させていただきます!

でも私も不安なので、警備室で警備員さん立ち会いして頂きながらカメラを確認しましょう!さあっ!」

「はーい!行きましょー!」

「警備員さん!こちらの方です!()()()()()()()()()()()()()()()()()()

しっかりとご確認をお願いしまーす!」

「あっ!いやっ!だ、大丈夫だ!カメラも全く大丈夫だから、俺はこれで!」

「あ、お怪我は大丈夫ですか?よかったー!

ま、念のために警備室に行ってらっしゃーい!」



カメラ野郎は、美久子を護っていた一橋が既に手配をしていた警備員二人に挟まれ、それぞれ腕を取られて警備室に連れて行かれた。


美久子達は手を振って見送った。



「……あのド変態カメラ野郎。絶対に余罪あるわね。健二に報告しなきゃ」

「「きのぴい、さすが!」」



(のち)に、警備室で確認されたカメラの中のデータには、

颯太のスカートの中だけではなく、

恵の読み通り、学院の他の女子生徒も多数撮影されており、

盗撮容疑で警察に突き出された。



呆然と立ちすくんでいた颯太に、美久子は話し掛けた。



「山田くん…。大丈夫?」




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