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【番外編】美久子 学院祭 高校生編(1)   学院祭 1日目の朝

※美久子 高校2年生の学院祭でのお話しです。

 よろしければお楽しみください!


 では、始まります!






高校2年生、秋も深まった10月の最終週。


今日から二日間、美久子がとても楽しみにしていた聖陵学院高校と中学合同の学院祭が始まる。


この二日間は学院の生徒の親族5人までなら、

事前に申請し許可が降りたら参加出来る。

今年は美久子の親族は、母ゆり子と叔父の稔が夫婦で二日目の土曜日に来る予定だ。

父孝は先週から海外出張の為、今年は孝無念の不参加だった。



美久子は朝からゆり子お下がりの、

桃色の小紋の着物を着付けてもらった。

茶道部の出し物でお茶を点てるので、着物必須だった。

髪の毛もゆり子にアップにしてもらった。

学院祭のワクワクとドキドキ感で、

遠足前日の小学生並みに昨日はあまり眠れず、

今朝は危うく寝過ごしかけた。


念のために制服も紙袋に入れて、

いつものように玄関先でゆり子と流青を待っていた。

平松運転の車で玄関前に着いた途端飛び降りてきた流青に

『美久子、綺麗だ』と抱き締められた。

慌てた美久子は『家の前!しかも、お母さんの前っ!』と、

顔を真っ赤にしながら断固抗議したが、

そのまま流青に車に乗せられ今朝も元気に登校した。



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