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【番外編】美久子 流青のバスケの試合を観に行く 高校生編(終)

美久子をWINTER CUPに連れて行くという真の目標が出来た流青は、

それまで以上に凄まじい活躍をし、聖陵学院は都大会で見事優勝した。


その年の12月末に八王子で行われたWINTER CUPでは、

3位という好成績でシーズンを終えた。





「流青くん!WINTER CUP 見事3位!おめでとー!」

「ありがとう」


ちゅっ。


「もう!ちゅうは今はいいの!

あと、優秀選手賞もおめでとう!すごいねー!」


ちゅっ。


「ありがとう」

「もー!!今、ちゅうしたらダメ!!

ちゃんとお祝いしたくて頑張ってロールケーキ焼いたのにっ!」

「うん。可愛い。食べたい」


ちゅっ。


「もう。いい」

「あ」

「ちゃんとお祝いしたかったのに、流青くんめっちゃ頑張ったから」

「ごめん!ごめん!美久子!

俺、すごく頑張ったから、この美味しそうな美久子手作りロールケーキ、食べさせてくれ。はい、あーん!」

「ええっ!…だね。頑張ってWINTER CUP連れて行ってくれたもんね!よしっ!はい、あーん」



パク。もぐもぐ……



「……美味しい?」

「……ああ。……すごく、旨い…」

「……」

「……」

「…流青くん。泣かなくていいんだよ」

「えっ!………………」

「……私は、これから先、何があっても、

ずーっと流青くんにくっついてるからね。

心配しなくて大丈夫だよ。離れないよ」

「……」

「こんなにも執着しちゃって……ごめんね?」

「……俺も…もう、美久子を、離せなくて、ごめん…」

「…執着カップル、上等!だね。ふふっ!」

「っ!ああ。ふふっ」



美久子は流青の膝の上に向かい合わせに座り、

ぎゅっと抱きついた。

流青は温かい大切な宝物をぎゅっと抱き締めた。


笑顔で顔を見合わせた二人は、

ずっとキスをした。







【番外編】美久子 流青のバスケの試合を観に行く

 高校生編  終





※美久子、無事に念願の流青のバスケの試合を見られました!

 もう、流青。ほんと、バカ。(笑)

 湊人の方が彼氏として良くないか?と、少し思ってしまいました。(笑笑)


 またゆるゆると番外編をアップしますので、

 どうぞお楽しみください!


 お読み頂き、ありがとうございました!

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