魔法と剣術の練習
今回から剣術と魔法の練習スタートです!!
洗礼式の次の日、今日から剣術と魔法の練習が始まる。先生をしてくれるのは、父上の知り合いの人らしい、どんな人なのだろう。
「こんにちはー。」「はじめまして!」
私が先生を待っていると、後ろから2人の女の人が声をかけてきた。
「あなたが、トアくん?今日からよろしくね!」
「こちらこそよろしくお願いします。」
この二人が先生らしい。剣術の先生がアンナさんで、魔法の先生が、サラさんだ。二人ともスタイルが良い。サラさんは、先の方に黄色い宝石のような物がついている杖を持っている。
「それじゃあまずは、魔法から始めます。トアくん、魔法操作はできますか?」
「はい!」
「そ、そうなんですね。ではそのレベルはどれくらいですか?」
これは言っても良いのかな。でも、ごまかしてもいつかはばれるし、正直に言おう。
「...MAXです。」
「っ!!そうですか。では、魔法を打つ練習に移りましょう。トアくん、適性魔法を教えて下さい。」
これはさすがに、ごまかさないと....
私は水と光と雷に絞り、他の魔法は、独学で学ぶことにした。
私はどの魔法も一発でできるようになり、とても驚かれた。最終的には、上級魔法もできるようになった。
....まぁ、こそっと練習してたからね。
「もう教えることはないです。まさか1日で全てできるようになるなんて思いませんでした。」
「では、次は剣術よ!」
そう言って、木刀を渡された。
まずは素振りなどの基本的なことをした。それからはずっと、アンナさんと打ち合いをした。
体力は多くても、それに見合う量の筋力がなかった見たいで、結局この日は勝てなかった。
「まぁ最初は皆そういう感じよ。また明日。」
「ありがとうございました。」
あの日から素振りなどをしたあとに打ち合いをする。と言うのを繰り返した。
そして2年後、八歳になった私は最後の打ち合いをした。何度も攻撃を避けて避けられ.....
「そこまで!」
結果は、私の勝ちだった。
「やったーー!」
「よく頑張ったわねお疲れ様。」
「普通だったら、アンナさんに勝てるようになるのは4年くらいかかるのですが、トアくんはとても優秀です!」
「魔法に関しては1日だったからね。」
これで先生との練習は終わった.....と、思いきや
「遂に、明日からは実践ね。」
....え、実践!?
「実践では、魔法も剣術もどちらも使えますからね。」
「もう疲れたでしょ。今日はこの辺にして、続きはまた明日ね!」
「....あ、今日はありがとうございました。」
──家にて
「あ!トアくん(様)。お帰りなさい(ませ)。」
家に帰ると、家族の皆が出迎えてくれた。
「トアくん、練習お疲れさま。今日はどうだった?」
「今日はやっとアンナさんに勝てたよ!明日からは、実践練習だって!」
「そう。よかったわね!」
「ねえトアくん、聞いて!あのね....」
....ここ、玄関だよ!ちょっと、家に入らせて!!
「ほらほらその辺にしなさい。トアも困ってるだろう。その続きはご飯の時だ。」
お父さんが皆を止めてくれた。
ふぅ、助かった....
この後はしばらく家族との会話とご飯を楽しんで、部屋に戻った。
「はぁ、今日は疲れたな。もう寝ようかな。そうだ、寝る前にステータスを見てみよう。剣術とかの練習で疲れたときに回復魔法をたくさん使ったから、もしかしたら....でもさすがにそれだけじゃ魔力暴上がりしないよね。ね。(圧)
『ステータス』」
トア レベル105
称号:異世界から転生した者 前世の記憶を持つ者 すべての神から加護を授かりし者 アルバート子爵家長男
魔力:45689
適性:雷(ランクMAX)光(ランクMAX)水(ランクMAX)闇(ランクMAX)火(ランクMAX)植物(ランクMAX)
体力:24366
スキル:創造魔法:レベルMAX 鑑定:レベルMAX 魔法操作:レベルMAX 剣術:レベル9 回復魔法:レベルMAX
.....っ!?嘘でしょ。はぁ、見なけりゃ良かった。もう(いろんな意味で)疲れたし、寝ようっと。お休み!!
作者「ステータスが...予想はしてたけど、ここまでとはね。」
愛華「本当よ。って考えたのはあなたでしょ!」
作者「そうでした、そうでした。ごめんね~~。」
愛華「ホントに反省してる?こういっても、どうせ無視するんでしょ。」
作者「わかってるね~~。」
愛華「何が、わかってるね~~。よ。あーもう!次回はどうなるのでしょうかっ!」
「「お楽しみに!!」」