洗礼式
作者「遂に洗礼式!!さて、愛華さん。今の気持ちは?」
愛華「もう不安しかないわよ....」
作者「さぁ、トアの運命やいかに!」
────翌日
あの日からわかったこと(?)は
全ての魔法のレベルがMAXになり、魔力量が10000近くになってしまったこと。嬉しいのか悲しいのか。
・洗礼式は神殿で行われ、その次の日からは、剣術の練習が始まる。
・洗礼式の後は、家でパーティーがあり、そこでは、ステータスと将来の夢を発表すること。
このくらい。
一つ目のことがわかってからは、怖くてステータスを見ていない。
それから、この国のことは洗礼式が終わってから父上が教えてくれるらしい。楽しみだ。
心配していたしゃべり方(その他諸々)については、もう五年も経ったから慣れたよね。たまに、一人称が、「私」になったりするけどね。
それはさておき、今日は5歳の誕生日だ。洗礼式は明日するらしい。遂にステータスを発表するのか。その事を考えると、怖くて眠れなかった。
────洗礼式当日
この日はいつもより早起きして、神殿がある王都まで馬車で向かった。とても大きく、立派な建物だが、白以外にほとんど色がなく、とてもシンプルだった。
神殿につくと、いかにも司祭のような人が出てきた。
「これはこれは、アルバート子爵様。本日はどのような御用件でしょうか?」
「今日は息子のトアが5歳になったから、洗礼をしようと思ってな。」
そう言いながら父上は、お金が入った袋を司祭に手渡した。
「そうでしたか。では早速始めましょうか。こちらへ。」
こうして洗礼式は始まった。私が祈りのポーズをすると、目の前の5人の神様の像が光った。光が収まると、洗礼式は終わった。あっという間だった。異世界転生の物語によくある、神様と話すようなことを期待したが、結局起こらなかった。残念だ。
洗礼式が終わるとすぐに家に帰り、父上の掛け声で、パーティーが始まった。
「トアの洗礼式と、遅れたが5歳の誕生日に」
「「「「「かんぱーい!!」」」」」
パーティーは盛大に始まった。
「ねぇ、トア。早速だけどどんなステータスだったの?」
「「見せて見せて!」」
遂にこの時がきたか....ふぅ...よし!見せるぞ!!
『オープンステータス』
トア・アルバート レベル99
称号:見せることはできません。
魔力:22116
適性:雷(レベルMAX)光(レベルMAX)水(レベルMAX)闇(レベルMAX)火(レベルMAX)植物(レベルMAX)
体力:2334
スキル:創造魔法:MAX鑑定:MAX魔法操作:MAXサーチ:MAX
「「「「「えっ!?(はぁ!?)」」」」」
「.....なにこのステータス。」
「僕も知らない。」
ホントになにこれ?コレが加護の力なのかな?
「....トア、ステータスは人に見せたらぜっっったいに見せるな、いいな?」
「う、うん。」
その後、ご馳走を食べながら、将来の夢やなどの話をして、無事(?)にパーティーは終わった。
その後は疲れたのか、ベッドにはいるとすぐに
寝た。
作者「わあーお!コレは大変なことになりましたねぇ。」
愛華「なりましたねぇ。じゃない!!(怒)
.....まぁでもそうなるよね。」
作者「これは、次回が楽しみですねぇぇ。グフ、グフフグフフ」
愛華「.....キモッ。」