神様との話
恐らく、不定期投稿になると思います。
ごめんなさい(T-T)
「そこであなたには、異世界に転生してもらいたいのです。」
....い、異世界!?異世界ってホントに存在したんだ!
「えぇ。では、向こうの世界の説明を、キラル」
思考を読まれた!?そっか、神様だからね(?)。
「はーい!あなたに転生してもらう世界には、魔法があるの。そして、人族のほかに、獣族、魔族、エルフ族、神族がいるわ!それから、人族は、産まれると必ず『ファミリーフェアリル』を選ぶんだ♪」
「『ファミリーフェアリル』って何ですか?」
「『ファミリーフェアリル』とは、そうだなぁ...一生をともにする妖精だね!この説明の後に、実際に見て選んでもらうよ!」
見て選べるのか、どんなのがいるのか楽しみだな♪
私が転生するのは、『ファニエスタール王国』と言うところで貴族制度をとっていて、王族から、公爵、辺境伯、伯爵、子爵、男爵となっている。家は下から2番目の子爵家らしい。性はアルバートである。
その後、『ファミリーフェアリル』を選んだ。私は、気の優しい女の子の妖精を選んだ。『ファミリーフェアリル』は、5歳の時に行われる、洗礼式の時に、ステータスpと共に 神様から授かるらしい。人によって適性魔法が違って、光、闇、火、水、雷、植物があるとの事。これも洗礼式の時にわかるんだって。
「では、あなたの魔法の能力を見てみましょうか。この水晶に触れてください。」
「えっ?先に知ってしまうのってずるくない?」そう言いながらも、私は言われたとおりに触った。すると水晶がひかり、目の前に画面が現れた。そこにはこんなことが写し出されていた。
ミア レベル:35
称号:転生者 すべての神から選ばれし者 アルバート子爵家長男・末っ子
魔力:142
適性:雷(ランク 8) 光(ランク MAX)水(ランク 7)闇(ランク8)火(ランク 9)植物(ランクMAX)
体力:130
スキル:創造魔法:レベル4 鑑定:レベル6 魔力操作:ランク8
....え?なにコレ、すべての神から選ばれし者とか、、、適性は全部あるし魔力と体力が最初からコレって。ヤバくね?チートじゃん!!!(厳しい親に隠れて世界転生ものを読んでいました。)
「そんなにすごいのか?俺にも見せてみろ。どれどれ、、、、!?俺の加護やるからお前、頑張れ。」
え?どうして加護を?あ、私の能力目当てにくる奴がいるってことね。て言うかさ、見捨てないで!
「わぁ!あなた凄いね。私も加護をあげるね♪」
「..!...、僕も加護あげるね...。変なやつには気をつけてね....。」
「あらあら、これは....私の加護をあげますね。あなたならきっと大丈夫ですよ。頑張ってくださいね。」
みんなしてそんな....酷いよ!!!(ぷんすこぷんすこ)でもまぁ、加護をもらったからよしとしよう。
「最後に、私たちからあなたにお願いが「そこからはワシが説明しよう。」
「「「「キアリス様!!!」」」」
後ろからし白髪で髭を生やしたおじさんが出てきた。この人は、1番偉い神様、絶対神キアリスである。
「ソナタが転生してもらう世界は貧困が激しく、平民の死亡率が高い。それに貴族が税をとりすぎて生活が苦しい人が多い。そこでそなたにはその世界を救ってほしいのだ!」
キアリス様の話を聞いた私の頭には、親を失い、生きるすべまでもを失った、アフリカの子供たちの姿が浮かんでいる。この世界にも、同じ思いをした方たちがいるなんて。私は衝撃を受けた。息抜きに読んでいた、ファンタジーな世界で見たあのような光景が、状況が、これから私が生きることになる世界で繰り広げられているのかと思うと、引き受けないという選択肢は出てこなかった。
「...わかりました。できる限りの事をします!」
「ありがとうな。あまりいろんな事を教えてしまうと、楽しみがなくなるじゃろうから、そろそろ転生してもらおうかの。じゃあの。」
私は挨拶をする隙もなく、光に包まれながら、意識を手離した。こうして私の第二の人生が幕を開けた。
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