神様との出会い
初投稿です!
こんな時ですので、少しでも皆さんが笑顔になってくれたらな。って思います。
それと、恐らく不定期投稿になると思います。ごめんなさい(T-T)
私は愛華、中学2年生。運動や勉強、性格も見た目も完璧らしい。誰もが口を合わせて同じ事を言う。そして、贔屓する。私はそれが嫌だった。出来れば、皆と同じように接してほしい。
でも私はいじめられている。どこいても視線を感じるからとても居心地が悪い。それは、幼稚園の時から続いている。転入せいなど、クラスのメンバーが変わっても同じだった。でもそんな日々は終わりを告げた。
しかし、終わり方まで最悪だった。
授業の終わりを告げるチャイムが鳴ると、私はいつものように、自分の席で自主勉強をする。すると、いつもは話しかけない癖に同級生と先輩の何人かが私を呼ぶ。無視することも考えたが、これ以上いじめがエスカレートするのは御免だ。仕方なくそれについて行く。
私が連れて行かれたのは女子トイレ。彼女たちの手にはロープがある。殺すつもりだろう。いつもは混んでいるが、今日は1人も居ない。計画的だな。
そこまで分かっても、私は逃げたりしなかった。何故なら、勉強に、親に、いじめに縛られる生活にはうんざりしていたからだ。正直、したい事はまだ沢山ある。でももう、生きる気力が残っていない。
いつの間にか後ろに回り込まれていた私は、後ろから首を絞められて__________
私は、いじめグループに殺された
笑いながら去っていく少女達。段々と滲んでいく視界。小さくなって行く、私を探す声。
そんな中、私は最期の言葉を口にする。それはとても、弱々しい物だった。
「来世は親の命令とか勉強とかに縛られずに、楽しく生きたいな。」
涙が頬を伝って行く感覚を感じながら、13年と短い人生の幕を閉じた。
あ、あれ?此処どこ?私死んだんだよね?
私はいつの間にか、真っ白な世界にいた。いわゆる天国、天界と言うところだろうか。
もしそうだったら、「異世界転生」あり得る!?いや、ないないない。それは物語の中の話だから。
────────ピカァァァアア
えっ?なにこれ?まぶしい....!?
急に光ったと思ったら光が収まり、そこには見知らぬ男女数人がいた。その人たちはなんと、神様らしい。右から、生命を司る神 マリア、光を司る神 キラル、闇を司る神 カーク、武を司る神 フートリアと言った。
マリア様は淡い黄色に、緩いカールがかかった髪を腰まで伸ばしている。とても落ち着いた印象で、優しく微笑んでいる。キラル様は、肩まで伸びた黄緑色の髪を揺らして、キラキラ笑顔で手招きしている。元気溌剌としていて、いかにも少女といった感じ。
カーク様は、黒に近いグレーの髪で、前髪で目が隠れている。身長と同じくらいの杖を持っていて、黒いローブを羽織っている。フートリア様の瞳は、まるで炎が燃えているように赤く、前世で言う熱血教師の様な雰囲気が漂っている。
「あの、マリア様。私、死んだのですよね?」
「ええ、残念ながら。」
やっぱり....
「そこであなたには、異世界に転生してもらいたいのです。」
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