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さてさて。そろそろお粥以外の食べ物を口にしたい時期が来ました。しかし、ここで焦っては元の木阿弥です。
まず、大根からスタートです。
大根はダシと醤油でクタクタになるまで煮てくださいね。スプーンで崩れるくらいの固さ、そう、舌で潰せるくらいの固さです。甘味は少しだけ蜂蜜か、甘酒(無添加または自家製)、ココナッツシュガーでつけて下さい。ココナッツシュガーはココナッツオイルを扱っているメーカーから売られていますので、なるべく純度の高いものを選んでください。砂糖は良くないです。
少し良くなってきたら、ニンジンを足してもOK。ニンジンもクタクタに煮てください。
もしスープなどを飲みたいのであれば、油っけのないものを必ず濾してからを飲んでください。育児経験のある方には懐かしい、野菜スープを作っても良いですね。
大根を続けて食べる日が続きますのでダシや味付けを変えて飽きないように工夫するのもオススメです。昆布やカツオなどのダシでも良いし、ホタテや小エビとセロリなどの香味野菜のダシも美味しくいただけます。味付けも醤油の他には塩や白だしで味付けするのもオススメです。
ダシの素を使う場合は、できるだけ無添加のペプチド化されたものを使ってください。お腹への優しさが違います。
食べると胃や下腹部が痛くなる時は、少しずつ回数を分けて食べると良いです。
症状が少し落ち着いて来たら、食べた後は痛くても、食べていないときは、トイレに頻繁に行かなくても大丈夫な状態になります。仕事をなかなか休めない知人は、ピークの時はさすがに休んだそうですが、この状態でなんとか仕事に行っていたそうです。
お粥と大根とニンジンの数日が経つと、また少し回復してきます。そして他のものを食べたくなります。次にオススメするのはカボチャ。ダシでクタクタになるまで煮たものならOKです。甘味は大根の時と同じく。
そして、どうしても甘いものが食べたいという方は、カボチャを塩と少しの甘味で柔らかく茹でて、シナモンパウダーを少しかけても美味しくいただけますよ。またはリンゴを8分の1程度までなら、すりおろしたものもOKです。もちろん、噛むことをしっかり意識してくださいね。
そして梅肉エキスを食前食後に少しずつ取ることもお忘れなく。
次項では、エッセンシャルオイルについてお話ししようと思います。