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摂政戦記 0089話 扇動

【筆者からの一言】


摂政の策がまた一つ。


 1941年12月 『アメリカ カリフォルニア州』


 日本のウラン爆弾(原子爆弾)による攻撃を受けたロサンゼルス。

 その被害地域の外周には幾つもの仮設の難民キャンプと臨時病院が開設されていた。


 その内の一つで、一人のメキシコ系の若者が仮設臨時病院で白人に哀願していた。


「御願いです。薬を。包帯だけでも」


 負傷している家族の為に薬と包帯を求めているのだ。


 若者はもう医者に診てもらうのは諦めている。

 アメリカの白人医師達は同じ白人の手当てで忙しく、メキシコ系を含むヒスパニックや黒人、他の有色人種を診てはくれない。


 せめて薬が欲しかった。包帯だけでも欲しかった。


 だが、しかし……


「駄目だ。ここも足りていないんだ。他所をあたってくれ」


「ここでもう5ヵ所目なんです。お願いします。包帯だけでも」


「無いったら無いんだ。負傷者の手当で忙しいんだ。帰れ!」


 メキシコ系の若者は必死に食い下がり哀願した。

 しかし、周囲にいた他の白人も一緒になって若者を追い出しにかかり、それには抗えず外に放り出されてしまう。


 メキシコ系の若者は無力に苛まれながら別の難民キャンプの臨時病院を目指して歩き始めた。

 負傷している家族に薬と包帯が欲しい。その一念で。


 この若者のような例は珍しくなかった。

 負傷者の手当は白人優先。 

 ヒスパニックや黒人、アジア系は後回しだ。


 現状では白人の手当でさえ充分には行えていない。

 それならヒスパニックや黒人、アジア系がどうなるかは語るまでもない。


 ヒスパニックにも少数の医者はいたが、医療物資が回ってこない。

 全ては白人優先。

 それがこの時代のアメリカという国だ。


 医師に診てもらえず、薬どころか包帯さえも手に入らない有色人種は無数にいた。


 ただ泣きながら負傷した家族を見守る事ぐらいしかできない。

 死んでいくのをただ黙って見守る事ぐらいしかできない。


 多くの有色人種が人種差別に泣き、ろくな治療も受けられずに無為に亡くなっていく。


 だが、中にはそれに耐えられない者もいた。

 その犠牲を甘受できない者もいた。


 何としてでも家族を助ける!

 例え犯罪をおかそうとも!


 それは白人も同じだった。

 白人は有色人種よりも全てにつけて優先されていたが、それでも物資は不足していた。

 避難民キャンプでもテントが足りない、食糧が足りない、医薬品が足りない、衣類が足りない、あらゆる物が足りないのだ。


 既に被害を免れた被災地外縁部周辺の店は、あらゆる物が既に品切れ状態で次にいつ納品があるのかはわからない。


 救援物資もなかなか届かない。

 鉄道が破壊工作により寸断されているからだ。

 他の大都市も壊滅しているか市内で戦闘中だからだ。

 物資が届かないのも無理は無い。


 そもそも救援物資を送る側の大都市が、今回は被災者側なのだ。

 あらゆる物資が不足するのも無理は無かった。 


 その結果、避難民キャンプ周辺の地域で犯罪が多発した。

 まずは火事場泥棒だ。

 白人も有色人種も肌の色に関係なく犯罪者になった。


 食料と医薬品を求める者は最初のうちは鎮火した被災地域で焼け残った家屋や店、倉庫に入り込み入手できる物を無断で持ち出していた。

 窃盗であり火事場泥棒ではあるが、消防隊も警官も兵士もみんな見て見ぬふりをした。


 子供には何とか食べさせたが自分はもう2日も食べていないという男がいた。

 重傷者へ優先的に薬と包帯がまわされているため、軽い火傷の者には薬がまわってこない。そのために日に日に妻の傷が悪化している。何とかしなくてはと薬を求める夫がいた。 

 老いた親のため、

 幼い子供のために、 

 負傷して動けない兄弟姉妹のために、

 家族のために、

 食料を求めて、医薬品を求めて、

 心ならずも犯罪に手を染めるしかない者達が大勢でた。

 出てしまったのだ。


 そんな悲惨な境遇に陥った者達に法だの何だの言い出す事はできなかったのだ。


 だが、状況は更に悪化していく。

 死者は毎日増えている。

 毎日、誰かの家族が、大事な人が死んでいく。


 21世紀という通信や交通手段が各段に発達した時代になってもハリケーンの被災地に水を届けるのに5日もかかったという記録がある。アフリカの後進国の話しではない。先進国であるアメリカでの話しだ。

 21世紀でそうなのだから20世紀の1941年の未曾有の被災地においてどうなるかは、推して知るべしである。


 そして、とうとう犯罪地域は拡大した。

 被災していない地域へと。

 持たざる者は持てる者より奪うしかない。

 生きる為には他者を犠牲にするしかない。


 被災していない地域で犯罪が横行した。

 略奪が起こり殺人さえ起こり始める。 


 被災地で人のいない所での窃盗ぐらいは見逃せたが、流石に無辜の一般市民が被害にあうともなれば、治安を預かる者達も見過ごす事はできない。


 警官と治安任務につく兵士が取り締まりにあたり、犯罪を抑止しようとする。


 その過程において、やはり白人よりも有色人種は厳しく取り締まられた。

 いや、白人の行った犯罪さえ有色人種のせいにされた。

 

 それどころか有色人種に対するリンチが横行した。

 現状に対する不満、怒り、これからの不安といったものに対する捌け口として、白人は弱い立場の有色人種を犯罪行為を行ったという大義名分でリンチしたのだ。


 中には実際に犯罪を犯した者もいた。

 しかし、ただ怪しいというだけでリンチにあった者もいた。

 それに比べ白人の犯罪は見逃された。


 全て悪いのは有色人種である。


 有色人種でも人口の多いヒスパニックはいい標的だった。リンチの生贄だった。

 これは歴史的に昔からの事でもある。

 白人と同じ仕事をしても給料は安く、何かにつけて差別され、時には暴力を振るわれる。

 故に史実におけるカリフォルニア州の歴史を深く掘り下げてみると、メキシコ系の人々を殺した白人の自慢話が数えきれないぐらい出て来る。

 それ故にメキシコ系の人々が白人に対し暴動を起こした事が何度もある事がわかりもするが。


 カリフォルニア州では、こうした白人からのリンチを恐れてヒスパニックや黒人達が被災地周辺から出来るだけ遠くに行こうと北へ南へ西へと逃げ出し始めた。


 しかし、家族に負傷者のいる者は逃げるに逃げられない現実がある。

 そういう者達はただひたすら、自分達が目を付けられないように、この地獄のような時が一秒でも早く終わりますようにと祈る事しかできなかった。


  ヒスパニックや黒人種達がそんな受難な時を過ごしている時、メキシコ系のヒスパニックの間に武器が出回り始める。

 武器は無償だった。

 メキシコ系らしき者達が夜中に同胞を訪ね銃と弾薬を渡して歩いて回っていた。

「使え。家族を守るんだ兄弟」

 そう言って武器を渡して夜の闇に消えて行く。

 

 その動きは広範囲にわたっていた。

 カリフォルニア州だけでなくテキサス州でも行われている。


 動きはそれだけでは終わらない。


「もう白人の犠牲になるのはまっぴらだ! 戦おう兄弟達! 俺達は虫けらじゃない! れっきとした人間だ!

白人のために生きているわけじゃない!

俺達自身のために家族のために生きている!

ここは昔はメキシコ領だった!

取り戻そう俺達の手に!

ここは俺達の土地なんだ!

コルティーナ将軍のように戦おう!

パンチョ・ビリャ将軍のように戦おう!

コリードで歌われるように!

それとも白人にリンチをされて家族共々死にたいか!

戦うんだ家族の為にも!

誇り高く戦おう!!」

  

 そう言ってメキシコ系の者達に武装蜂起を促す者達が現れ人々を焚き付けたのである。

 

 コルティーナ将軍とは、米墨戦争でのメキシコ敗北後も、テキサスでアメリカ人と戦ったメキシコの英雄である。

 コリードというメキシコの歌にも謳われている英雄だ。

 パンチョ・ビリャ将軍も同様で、こちらはメキシコ革命時の英雄でアメリカ軍とも勇敢に戦った。


 コリードはまだ新聞が一般に普及していない時代、実際にあった出来事を歌にして人々に伝えてきたものだ。

 コリードで歌われるような人物になる事はメキシコ人なら誰でも一度は夢に見る。


 カリフォルニア州とテキサス州では、この扇動に乗った者達が大勢出た。

 彼らは武器を手にして難民キャンプを襲い警備の白人を殺し、食料と医薬品を強奪する。

 家族の為、自らが生き残る為にメキシコ系の人々の決死の戦いが始まったのだ。

 それはこれまでの白人に対する復讐でもあった。

 差別され踏みつけられて来た怒りの発露でもあった。


 それは隣接するアリゾナ州、ニューメキシコ州にも波及していく。


 これも当然、摂政麾下のメキシコ系工作員の扇動によるものである。

 武器を与え危機感を煽り戦いに導く。


 元々、メキシコ系の人々は白人に迫害されて来た歴史を持っていると言っていい。

 そ胸の内にはアメリカの白人に対する怒りが秘められている。

 普段は白人に敵わないから耐え忍んでいるだけである。

 ならば、それを解き放つ切っ掛けがあれば……


 その回答がメキシコ系の人々の武装蜂起だ。 



 ヒスパニック起つ! 

 日本軍の攻撃、インディアンの蜂起に続き、今度はヒスパニックが武装蜂起!

 その報にアメリカの白人達は震撼した。

 ヒスパニックの人口はアメリカ全体で約800万人でしかない。

 武装蜂起したのは、まだそのごく一部だ。

 しかし、次々と敵が増えている事に変わりは無い。

 それもアメリカ内部から増えている。

 その事にアメリカの白人は言い知れぬ恐怖を感じ始めずにはいられなかった……


【to be continued】  


【筆者からの一言】


そんなわけでヒスパニック(スペイン語を話す中南米の人々)が焚き付けられました。

敵の内部を引っ掻き回すのは戦略の基本であり摂政の常套手段。

これだけでは終わらない……


♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢


【筆者の教えて摂政殿下】


筆者「殿下、読者様より作戦が無差別殺戮だったり子供の誘拐だったりで、あまりにも悪逆非道過ぎるという批判のメッセージがかなり来ているのですが」


殿下「それが何だと言うのだ。

戦争は極悪と言われようが残虐と言われようが勝たなくては意味が無い。

第一次世界大戦を見よ。

負けて賠償金や領土を削られる程度ならまだましだ。

中には国が滅び無くなった例さえあるのだぞ。

その国々は無差別大量殺戮をしていたわけではない。ただ戦争で敗北した、それだけだ。それでも勝者により地図上から消されてしまった。

負ければ多くを、時には全てを失うのだ。それが戦争というものだ。綺麗ごとなんぞ言ってられるか」


筆者「ではありましょうが殿下、他にも複数の読者様からメッセージで指摘があったのですが」


摂政「なんだ」


筆者「現在のアメリカの例があるようにアフガニスタン戦争やイラク戦争で一旦はケリがついても対テロ戦争がいつまでも終わらず、アメリカは常にイスラム過激派のテロの危険に晒されている実例があり、日本もテロの嵐にさらされるのではないかとの意見が複数来ておりまして」


摂政「その者達は事の本質が見えておらん」


筆者「本質でございますか?」


摂政「アメリカが何故、いつまでもイスラム原理主義派のテロ攻撃の対象になるのかという事だ」


筆者「某コミュニティサイトではアメリカ軍がイラクとアフガニスタンに侵攻し現地の人々を大勢犠牲にしたから2001年の9.11テロが起きたという書き込みがありましたが」


摂政「それは話しが逆だ。アメリカのアフガニスタン侵攻は9.11の起こった翌月の事だ。イラク侵攻は2003年だ」


筆者「おおっ、そう言われればそうですね」


摂政「そういう誤った情報をネット上にアップし拡散させる者がおり、自分で確かめようとしない、考えようとしない者は、それを鵜呑みにする。嘆かわしい事だ」


筆者「では何故、アメリカはテロの対象に?」


摂政「イスラエルとサウジアラビアだ」


筆者「と、言いますと?」


摂政「イスラム過激派の主張を調べればわかる事だ。

彼らの言い分は、アメリカは昔からイスラエルに資金援助をしている。その資金でイスラエルは武器を買い、その武器を使用してアラブ人を迫害し聖地エルサレムのあるパレスチナの地を不当に占拠し続けている。

更にアメリカは聖地メッカのあるサウジアラビアに軍を駐留させ聖地を汚していると主張している。

9.11を実行させた親玉のビン・ラディ○も同様な事を全世界に表明していたぞ。

イラクやアフガニスタンで家族を殺された恨みを持つ者も当然いるだろうが、イスラエルと聖地の点について、9.11以前と今なお何ら事態は変わっていない。

ならばアメリカに対するイスラム過激派のテロが止むわけもなかろう。

もしアメリカがイスラエルへの援助を打ち切り、サウジアラビアからも撤退し中東への介入を差し控えるようにすれば、イスラム過激派からのテロは激減するだろう」


筆者「つまり日本とアメリカの関係は、アメリカとイスラム過激派の関係とは違うと?」


摂政「そうだ。

例えばポーランドを見よ。第二次世界大戦であの国は約590万人の一般市民が死亡した。

その犠牲はドイツとソ連がもたらしたものだ。

ならばポーランド人は現在、ドイツとソ連に対し頻繁にテロ攻撃を行っているかね?

ベトナムはどうだ。ベトナム戦争では400万人を超える一般市民が死亡しているぞ。

ならばベトナム人は現在アメリカやフランスに対し頻繁にテロ攻撃を行っているかね?

以前にも述べた筈だな。

ドイツとユダヤ人、アメリカと日本の間には、大量殺戮を実行した国とその被害者という関係があるが、やはりどちらもその件で現在テロが頻発したりしていないと。


それはこれらの戦争が既に過去のものとなっているからだ。過去について批判はするがテロまではしない。


イスラム過激派がアメリカをテロの標的にしているのは現在進行形でイスラエルと聖地の問題があるからだ。

そこが全く違う」


筆者「つまり、今進行中の日米戦争はいずれ決着がつき過去のものになるからテロの可能性は低くなると?」


摂政「そうだ。

そもそも日本本土に対しアメリカ人がテロを行うのは容易ではないぞ。

いいか、アメリカが敗北した場合、アメリカ軍は武装解除され、領土は割譲され、多額の賠償金を支払う事になる。軍備は制限されるだろう。NBC兵器の開発等は以ての外だな。

第一次世界大戦後のドイツと同じだよ。

一般市民の生活はどん底に落ち生きていくだけでも大変な苦労をする。

当然アメリカ国民は不満に思うだろうし、大国アメリカの復活を夢見るだろう。

だが、イギリス、フランスのように戦争回避を望むあまりドイツ第三帝国の興隆を許したような事をアメリカに真似させる気は断じてない。


そしてアメリカ本土と日本本土の間には太平洋という壁がある。

現代のように気軽に安いプランで観光旅行に行ける時代ではないのだぞ。

ジャンボジェット機のような長距離大型高速機は無く、日本に来るなら日数をかけて船で来るしかない。

しかも敗戦国の人間にそうそう日本の官憲が容易く入国許可を出すとでも思うのか。

入国許可を出したとしても監視の目を付けないとでも思うのか。


例え国籍を偽ってもこの時代、外国人は限られた港からしか入れない。

しかもこの時代は21世紀とは違い日本に来る外国人が少ないから国内でも非常に目立つ。

日系人を工作員に仕立て上げたとしても日本国内ではアメリカとは違い武器の入手も難しいだろう。

武器弾薬、爆薬、それらを日本国内に密かに船で運び入れるだけでも大変だ。


日本は島国だ。

この時代は高速道路がまだ無いので日本の経済活動では沿岸航路が非常に活用されていた時代だ。

陸上の道路が発達していない分、船が使われている。

小型でエンジンと帆の両方を持つ「機帆船」という船が1万隻も日本の沿岸を航行している。

他にも漁船が無数にある。太平洋戦争で徴用された漁船だけで6千隻という説もあるな。

それだけ多くの船が日本の沿岸を走り回り不審な船があれば通報するのだぞ。


それにだ。そうした問題をクリアしたとしても日本に対しテロなんか起こしたらどうなる。

日本はそれを黙って甘受するとでも思うのか。

当然、報復は苛烈になるだろう。

テロの被害に相応の攻撃を加える比例報復などという手ぬるい事はしない。全面報復だ。

21世紀のアメリカのように国内の人道派や戦争反対派に配慮しなければならない国内事情を日本は持っておらんのだからな。

敗戦しボロボロになったアメリカは再び日本の報復攻撃を受ける事になる。

アメリカ政府はそれを良しとするのか? その危険性をおかして日本に国家としてテロ攻撃を行う覚悟があるのか?

下手をすると今度こそ原子爆弾の嵐を見舞われアメリカ人は滅亡するぞ。


逆にアメリカ政府も日本からの報復攻撃を恐れ、ビシー政権がドイツに反抗するレジスタンスやスパイを自分達で取り締まっていたように、日本に対しテロを行おうとする者達をアメリカ政府が取り締まるのではないかな。


そうは言ってもテロは起きる。いや起こさせる。

日本の自作自演でな。

そして軍備を制限されているアメリカと再び戦端を開き、またもや徹底的に敗北させ更に国力を弱体化させるのだよ。

その戦いは楽に進められるだろう。


テロが起きる可能性?

そんなものは願ったり叶ったりに過ぎん。

弱体化したアメリカを再度叩く良い機会だ。


だいだな、20世紀の宗教の要素が少ない戦争の例と、21世紀のイスラムという宗教が根深く絡んだテロの例とを同列に扱う事自体が間違っている。

大日本帝国とアメリカ合衆国にしても国内事情や有り様が全く違うのだから同じに考えてはいかんのだ。

そして人、物、情報の国際間の流れ方も早さも倫理観さえも大きく違う。


時代は変化する。

21世紀の感覚と価値観で20世紀を語り判断を下す事は相応しくないのだよ」


筆者「なるほど。本日はありがとうございました」


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