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第1話

 教科書とノート。少年は、その上に肘をつき窓の外を眺める。夏の陽気が消え失せえ、すっかり裸になった木々は何となく寂しい気もするが、紅に染まる紅葉は目を奪われる代物だ。

 少年の開かれてすらいないノートには、一ノ瀬瑞香の文字がある。少年の名だ。学問こそが彼の本職であるはずだが、授業を受ける気は更々無い様子だ。


 つまらない…。どうしてこう、面白くないのだろう。


 ため息をつく。


 早く終わらないかな。

 そして、少年は目を閉じた。

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