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姫君達の狂瀾祭ヾ(@°▽°@)ノ

スク水シーサー 10話ヽ(゜◇゜ )ノ







【円形競技場にて】(山姥メイクの生き残り・解説者のキーサン)








青コーナーに上がったスク水シーサーの【しー】に向かって、


憤怒しリリンは問いかけた。




「世の中には、2種類の人間しかいない。


私に恋する者と、私を愛する者、あなたはどちらかしら!」




とめっちゃ幸せな発想 クラッカーの、リリンの声が、


競技場に響いた。


「お前・・・お花畑すぎるわ!」


と、まだ無理に強がってるしーは叫んだ。




「さあ、飛び込んでおいで、私に恋する者よ!


私には、その想いを全身全霊で、


受け止めてる義務がある」







―辺境伯杯タッグマッチ・姫君達の狂瀾祭―





客席に女子しかいない競技場は、


女子の香りが充満していた。



そんなリング上で、


スク水シーサーの【しー】が、


ムササビの様に飛んだ。



フライング・ボディーアタックだ。



しーの、そのしなやかな身体に、


観客席から黄色い声援が飛んだ。



初出場にも関わらず、スク水シーサーは、


もう観客の心を掴んだらしい。





フライング・ボディーアタックの、


予想以上の完成度の前に、


リリンは、しーを受け止められず、


倒れこんだ。



「何てことなの!


私に恋する者の想いを、


受け止められないなんて!」



「だから恋なんてしてないです!」


しーは、リリンにニードロップを浴びせた。




「愛・・・私への愛、


あなたの私を愛する気持ちが強すぎて、


支えきれなかったって事?」



「違います!」


しーは再びニードロップを浴びせた。






これは・・・・




ニードロップを受けた憤怒しリリンが、


何気に嬉しそう。


今まで見たことがない表情だ。



Mへの覚醒が始まったと言うのか?







つづく



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