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おまじない  作者: 針山
3/11


「こっちかな!」

 佐奈が大体の位置を想像し、選んだ。

 三人はいつまでも立ち往生しているわけにもいかず、進むしかない。

 不安はある。それでもこの螺旋階段を行かなくてはならない。

 数分……数十分歩いた時、柚希が気づいた。

(これ……ダメだ……)

 螺旋階段。

 いつの間にか、取り込まれていた。

 危険だ、ヤバいと警告を発している傍から、するりと意識が抜けていく。

(あ……あ、ああ……そっか、やっぱり、私達じゃダメだったんだ。選ぶのは……)

 柚希が懸命に意識を繋ぎ止めるも、嘲笑うかのように足は前へと繰り出される。

 螺旋階段を、ぐるぐると、ぐるぐると……


(END:螺旋迷宮)



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