私の名前。
私がいじめられるまで、あだ名はふぁごちゃん、だった。
あこがれだった高校に入学した時、可愛い制服に腕を通して、目を輝かしながら都心にある校舎に足を踏み入れた。
私は希望で満ちあふれ出て。友達たくさん作って3年間楽しむんだって、そのつもりだった。
友達作りには力を入れた。だから入学して1週間たった頃、お弁当食べる時間には7人で机を並べて食べていた。
とても充実した毎日だった。朝学校行くと「ふぁごちゃん!おはよう!」
って声かけてくれる子たちがいて
休み時間では
「ふぁごちゃん!聞いて〜」
ってたわいのない話をしあった。
帰りは
「ふぁごちゃん、一緒に帰ろう!!」
って一緒に帰った。
ふぁごちゃん、それが私のあだ名。凄く好きだった。
そんな私の学生生活が地獄になったのは入学後一ヶ月後。
仲良かった子の1人に嫌われた。
理由は「いつも笑顔で何考えているか分からないから関わりたくない」という。
その子は私の悪口を言ってきたり、私が話しかけても無視してきたり、あからさまな冷たい態度をとってきたりしてきた。
それから周りの仲良かった子達も段々と私から離れていった。
私の呼び方もみんな、
ふぁごちゃん、から、〇〇さん。(名字)
と変化した。
あんなに一緒に笑い合った仲なのに話し方も、みんな私に敬語を使うようになった。
一気に私の居場所がなくなった。
悲しいよりも恐怖が私の心を支配していった。
私のどこがいけなかったのだろう、私何かしてしまったの?
その日から毎日学校に行くたびに心臓がずっとキュッとして動悸が襲ってくる。
誰出来る相手もいなくて、1人でずっと抱えて苦しかった。
1人ってこんなに孤独なんだって初めて実感したと同時に入学早々この学校に入学したのを後悔した。
ふぁごちゃん、このあだ名は二度とあの人たちから一回も呼ばれることはなかった。
ふぁごちゃん。。
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