欧州全一になりたいねん!17
欧州全一になったキプロス代表。試合後報道陣からインタビューを受けていた。
「ありえない試合‥というか試合にすらなっていないと思うのですが‥なにかやったんじゃないんですか?」
ブラジル帝国の報道陣が問い詰める。
「あー?嫉妬ですかぁ?ワイにはガラ恵の光速を越えたシュートがゴールに入っていったように見えたんやが?言いがかりやろ?」
ピグマの態度が悪い。人間、こういう時は大抵やらかしているもんである。
「ハハハ!まあ、欧州全一なんてどうでもいいんです。次の目標は世界全一ですか?」
ピグマは鼻で笑った。
「世界全一?目の前におるやんけ。欧州全一が世界全一や。当たり前やろそんなもん。なんでわざわざ決まってること決め直すねん。他の大陸の弱小なんかどーでもええわ。」
この時、ブラジル帝国の報道陣がブチキレる。
「今なんつったテメコラオイ!」
マイクを地面に叩きつけピグマに近づき強烈な喉輪をかける。
「ちょっ?!おま?!ぷご?!」
そこにジナイーダが現れ、催涙スプレーて撃退する。
「ダイジョブかニャ?キプロス人さん?」
「ちっ‥クソ共覚えとけよ‥!」
立ち去るブラジル帝国の報道陣。
「いやーまた助けられてしまったなァ~。ホンマにありがとう!」
「いえいえ。どういたしましてですニャ!しかし‥これまでの一連の行動‥全てタダというわけにはいきませんのですニャ!」
「せやな‥これだけのことしてもらってタダはないわな。そちらの要求は?」
「あなたの家の地下迷宮最奥にある王の間の扉を開けるパスワードが欲しいニャ!」
「いやー!さすがにそれはちょっと‥」
「ああ?何言ってるニャ?今回の買収の件公表しちまってもいいのかニャ?こんなこと明るみに出れば批判殺到大炎上!キプロスは徹底的に痛め付けられるニャ!もしくはロシア帝国陸軍9000個師団がキプロスごとき地図から消してやるニャ!脅しじゃないニャ!本気ニャ!」
9000個師団‥多すぎである!




