欧州全一になりたいねん!14
ドイッチュラント代表の宿泊施設にガラ乃はついていった。これからドイッチュラント流の歓迎会が始まる。
まずはお外で砂遊び。3メートルくらいの穴を掘る。ドイッチュラント人は穴を掘るのが好きなのだ。
「あー!なかなかいいセンスしてまちゅねえ!ガラ乃はァ~!」
ガラ乃は2メートルちょいの穴を掘ったがもう体力の限界だった。
「あ‥は、はい‥あり‥がとうございます‥」
「いいね!実にボリュームリッヒな穴じゃねーか!」
ヴォルフガング親方オジキもとりあえず認める穴のデカさだ。
「ボ‥ボリューム‥リッヒ‥?」
ガラ乃には意味が分からなかったがどうせ死語なので別にどーでもよくなった。
宿泊施設内に戻り食事タイム。ここでガラ乃の人生史上最大のピンチが訪れる。
「さぁ!出来たぞ!実にボリュームリッヒなメットだァ~!」
大量の生豚肉料理の登場。
「こ‥こんなん食べたら病気になりますよー!」
抵抗感のあるガラ乃。
「ハァー?なに言ってんでちゅかァ~?これを食べれなきゃ真のドイッチャーにはなれねぇんでちゅよォ!おるぁ!食べるんでちゅよォッ!」
口に押し込まれかける生豚肉。
「やめてー!やめて!下さいィー!」
めちゃくちゃ抵抗するガラ乃。
その時ドアを思い切り叩く音がした。
「おうこらァッ!ドイッチュラント人!開けんかい!コラァッ!」
「あー!うるっさいルンペ◯でちゅねえ!はいはい。開けまちゅよっと‥」
鍵を開けた瞬間ドアを思い切り顔にぶつけられたジークリンデ。
「うぴー!」
「ダイジョブかぁ!ガラ乃!」
愛してやまない顔だけアドニスのドラマチックな登場にガラ乃は幸福のあまり気絶した。
ヴォルフガング親方オジキは速攻で距離をつめピグマの口のなかに生豚肉を詰め込んだ。
「ぷぎぎ?!ぷごっ!?」
生豚肉に免疫のないピグマはすぐに気絶した。
病院に運ばれガラ和による緊急手術が行われた。
ガラ和はいつものように全く関係ない処置も施しておいた。
脂肪吸引‥永久6パック手術‥。これでピグマはチン◯以外の肉体はクソイケメン状態である。
ガラ乃は術後のピグマを見て再び気絶しながらガラ和に礼を言った。
「先生‥ありがとうございましたァ‥」