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欧州全一になりたいねん!7

グループステージを全勝したキプロス。

しかしここから先はサッカーキプロス代表にとって未踏の地である。

くじ引き開始‥

フランス王国vsクロアチア

ナポリ王国vsスパルタ

ドイッチュラントvsアイスランド

ロシア帝国vsキプロス

ピグマはこの組み合わせに絶望した。

「もう終わりや‥今度こそ終わったわ」

ガラ奈がキレる。

「キモオタ!いちいちテンション下がるよう事喋んないでくれる!?ったく‥ホントに気持ち悪いんだから‥。」

ピグマがいかにアドニス並みのクソイケメンでもガラ奈には関係ない。意外にも中身重視なのである。ガテン系清純派なのだ。


ミーティングルームにて‥

壁一面に貼られたロシア代表の資料。サッカーに関連ない資料も多い。


「これ……サッカーの分析ってより、なんか国家安全保障とかのレベルじゃない?」

「そうや……ロシアはいつだって想定外や……」

選手一人ひとりが消耗品。代わりならいくらでもいるとでもいいたげにヘッドスライディングでボールを奪い取るような危険なプレーも平気でする。極寒耐性も高くピッチがドカ雪でもプレー可能。むしろ冷えてからが本番。

全員で引いて守って、ロングパス縦ポン。それしかしない。

エースのタヴェルノスキー、身長2m超え、体重110kg。パスもドリブルもせず、ただ走って蹴る。

「……つまり、勝つにはヤツらの狂気を上回る狂気が必要や」

「ガラ恵が一番狂ってるから何とかなりそうね」


ロシアvsキプロス‥。


ロシア代表メンバー

タヴェルノスキー

ネルノスキー

アソブノスキー

オシリスキー


キプロス代表メンバー

ガラ恵

ガラシャ

ガラーネ

ガラ乃


審判の笛が鳴ると同時に、ロシア代表のタヴェルノスキーが重戦車のごとく突進。強烈なシュートを放つも、ガラ恵がそのまま打ち返す!タヴェルノスキーももう一度打ち返す。

だがガラ恵はタヴェルノスキーの頭部を狙って執拗に打ち返してくる。このテニス状態で4分経過‥。

「もうええわ!」

タヴェルノスキー、打ち返すのをやめ、オシリスキーにパスする。

が、普段そんなにしないパス。芝生もちょい長めなので精度を欠いている。ミスキックだ。

ガラ乃ボールをかっさらいカウンター。途中、敵のネルノスキーがスライディング。

これをニンジャAKKAでなんなくかわす。

「うま!」

ピグマ、ガラ乃の上手さに驚く。

四国のうどんの力か‥。日本旅行組は全能力がちょっと上がっている。

ガラ乃が浮き玉パス。ガラーネがジャンプして胸トラップ。その際に、シャツの下からちょっとニップルが見える。サイズはともかく美乳である。イキリたつ勇者のニップル。

アソブノスキーが「え、目が…目がぁ…」と魅了され、棒立ち。

その隙にゴール。キプロス先制。


1-0


ロシア代表はエ○いものに飢えていた。ガチムチスタン人と一緒なのだ。

「凄かった。ニップルプルプルプールプルだ!」

アソブノスキー、大興奮。

オシリスキーは鼻で笑った。

「チチ好きとはまだまだだな。」

「貴様ら集中しろ!」

タヴェルノスキー、激怒。

ピグマ、これに勝機を見つける。ロシア代表にデカイ声でメッセージを送った。

「ロシア代表!棄権してくれやー。そうしてくれたらワイの秘蔵のコレクション分けたるで!」

ロシア代表はしばらく考えた後、棄権した。

キプロス勝利。

この試合を観戦、もとい監視していたロシア帝国の女スパイ、ジナイーダはこの事を皇帝に報告。帰国後4人は譲り受けたコレクションを没収され国外追放となった。

「キプロス‥。興味深いニャー。」

ジナイーダはキプロスに、潜入してみる事にした。






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