お前ら、働いてくれ【ガラ妃編】
ある日、ピグマは金貨を貯蔵している部屋からずっしり金貨袋をもって出てくるガラ妃を見かけた。
「お?ガラ妃、その金貨どこ持っていくねん?」
「ごきげんよう、ピグマさま。これからこの金貨を貧しい方々に配ろうと思っていますわ。とてもノブレスでオブリージュでしょう?」
「お、おう‥ノブレスでオブリージュかもやけど自分のカネでやるべきやと思うで。その金ガラ恵とかガラ奈のカネみたいなもんやし。泥棒はまずいやろ‥。」
「泥棒扱いしているんですの?!名誉毀損と侮辱罪で訴えますわ!裁判所で会いましょう?」
「えぇ‥」
数日後‥
「それでは開廷します。好き勝手に始めてください。」
裁判長がふっかける。ピグマが先に仕掛けた。
「この女の言ってる事はめちゃくちゃやで‥。金貨袋盗んでたのは事実やし泥棒扱いされても仕方ないやろ。」
「そーなのかー‥そりゃそうだ。」
傍聴者はアホ面で納得する。
「その男の言ってる事に何一つ真実はありませんわ。そもそも映像もなにも証拠がありませんもの!」
「そーなのかー‥。証拠が無いんじゃなあ‥無実だろ」
傍聴者はアホ面でうなづく。
「確かに証拠は無いんやけどこの人無職みたいなもんなんですよ。そんな人が寄付できるお金持ってますぅ?無いでしょ。だから人の金であるのは間違いないんですよぉ!」
「そーなのかー‥なら盗ったのかもなあ。」
「なっ‥無職じゃないですわ。貴族ですッ。」
傍聴者はピグマ側に流れた。しかしその時‥。
ガラ妃は自らの衣服を脱ぎ捨て、全裸になった。
「な、なんですとーッ!」
傍聴者と裁判長はパフィーなニップルに大興奮である。
「健全な魂は健全な肉体に宿ると言いますッ‥!このわたくしが嘘や盗みを働く人間だと本気で思ってるんですのッ!?」
「た、確かにーッ!」
傍聴者と裁判長はガラ妃のパーフェクツなボディに完全に分からされた。
「何考えとんねんッ!アホ裁判長ッ!頭にウジでも飼っとるんかッ!」
キレてるピグマのもとにガラ妃がヒタヒタ歩いてきてピグマの衣服を破り捨てた。
「ぷぎゃああ!何すんねん!このヘンタイ!」
「この18センチ以下の短小黒乳首男が正しい訳がありませんわッ!」
「た、確かにーッ!」
「お、お前らーッ!」
結果、ピグマは刑務所送りになるところだったが裏取引をして解放された。夜明け頃だった。