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お題シリーズ6

落ちて、落ちた、落ちていく

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2023/08/10



 小さな雫が落ちて、少女が悲しんだ。


 小さな雫が落ちた、だから悲しまないようにしないとって思った。


 小さな雫が落ちていく、これからどうしようかすごく悩んだ。





 視線の先に気になるものがあった。


 それは、公園でボール遊びをしていたときの事。


 どうしてそれがそんなにも気になったのかなって思ったら。


 前の日に見たテレビのせいだった。


 かっこいいヒーローが活躍するテレビ。


 すごいって思ったけど。


 でも、ぎぜんだって、お兄ちゃんが言うんだ。


 自分が人からほめられたいから、そういう事やってるんだって。


 人のためなんかじゃ、ないんだって。


 知らない人間に、ただのぜんいだけじゃ、そんな事できないって。







 目の前で誰かが泣いている。


 名前も知れない女の子が。


 どうしたんだろう。


 たいちょう悪いのかな。


 嫌な事でもあったのかな。


 他人で、家族じゃなくて、友達でもないけど。


 泣かないでって言ってあげたい事は、おかしい事かな。


 理由がないと、そうしちゃいけない事なのかな。


 誰かを助けたいと思うのって、かんたんにしちゃいけない事?







 小さな雫が、落ちて。


 落ちた。


 落ちていく。


 ぽとぽと。


 ぽたぽた。


 だめだよって言われても、我慢できるようなものじゃない。


 心が助けたいって思っちゃう。


 泣いてるあの子の涙をどうか止めてあげたいな。



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