表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

今日も私は生き返る

作者: 大空ヒロト

 私はかなり不幸だとおもう。どんなに普通に生活していようが関係ない、向こうから友達になってと言わんばかりによってくる。私の名前は大沢み…ぃ……


ドン!!


 ほーらまたこれだ。車が突っ込んできたよ。あぁ……魂がのぼってくぅ……。でも、私の魂はUターンしてもどってくる。そして私の体へと入っていく。


 「きみ!きみ大丈夫か!?」


 通行人だろうか声が聞こえる。私は体を起こし、真っ赤な血液スマイルでこたえる。


 「えぇ、大丈夫です。ありがとうございます」


 「全然大丈夫そうじゃないんですけどおおおぉぉぉぉ!!」


 しまった。まだ血がついていたのか。私はさっと反対を向いて少したってからまた振り返る。


 「どうかしました?」


 「え、いや、どうかってあれ?血は?」


 「血?」


 「あ、いえ。な、なんでもないです。無事なら良かった」


 私はニコッと笑ってその場を立ち去った。私の名前は大沢みき。とても不幸であるがそう、不死身でもあるのです。いや、ちゃんと言うと一回死にます。だけど生き返るんですよね笑。ちなみに生き返ると傷も治っちゃうし血も蒸発してどっかいっちゃうんですよ。


 「はぁいたかったなぁ」


 だからと言って死ぬのはいやですよ。痛いですし、また復活するかわかんないですもん。でも、これがなかったら何回死んでいることか。もう慣れちゃいました。


 「家に帰ってご飯食べてもう寝よう」


 私は仕事が終わりご飯、風呂をすませいざ寝ようとした時だった。いきなり隣の部屋あたりから少し小さくガシャと音がしたのだ。私は少し怖くなり部屋のベッドで静かにしていると


 ガチャ!


 私の部屋のドアがあいた。


 「おい!金をだせ。ださねぇとこのナイフで刺すぞ」


 「強盗かぁぁぁーふこーだぁぁぁぁ!」


 「う、うるせぇぇぇ」


 ぐさっ!


 私は刺されベッドに倒れ込んだ。そう、眠るように。


 「んん~」


 私は目を覚ますと体を大きく伸ばした。外はもう明るい。部屋を見渡すとタンスの中身が全てだされ様々な物が散らかっていた。


 「ご飯食べて警察いって仕事いくかぁ」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 不幸なのに、ほんと不幸なはずなのに、どこかのほほんあっけらかんとしたヒロイン。 いつか幸せになってほしいですね。かわいいです♪
[良い点] ツッコミどころ満載なところ(^_^;) [気になる点] たくさん(^_^;) [一言] 足に重りをつけて海に投げ込んだら 年老いて死ぬまで、死に続ける 辛いでしょうね(^_^;)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ