驚愕
ガジル・・・この物語の主人公。突然ゲームの中に入ってしまった。このことにより、ゲームの中で冒険しながら、ゲームの中から出る方法を探す事になった。主に、剣士で、頼り甲斐のある。
ミズナ・・・ガジルの幼なじみであり、ガジルの彼女。性格は、優しく、小さな事ですぐに泣く。たまに、ガジルにワガママを言う。主に、弓で、遠距離と中距離で戦う。
スレイン・・・ガジルの最初のオンライン仲間。ガジルが中に入ってしまったゲームをガジルに教えたのが、スレインである。主に、ガジルと同じく剣士で、戦闘の時には、意外に頼りになる。
俺は採取クエストの目標を順調にこなしていると、
「ねえガジル。あれ。」
ミーナが呼んだので、
「なんだよ。」
俺は、そう言いながら、ミーナの方を見るとミーナは、何かに驚いたような顔をしながら、俺から見て左の方を指差していた。俺は、少し嫌な予感がしながら、指差している方を見た。その予感は、的中した。およそ30メートル先にこの距離でも大型モンスターだという事は、わかるぐらい大きかった。もしかしたら俺は、「大丈夫だろ。」とフラグを立てていたらしい。
「に、逃げるか。」
「うん。」
俺らが、逃げようとした瞬間に大型モンスターは、こちらに気付いて、走ってきた。そのスピードが、半端じゃなかった。およそ30メートルの距離を一瞬で、詰めてきた。これは、もう逃げる事は不可能だなと頭の中で俺は、思った。当然、すぐ俺らは、やられた。俺は、死んだ時は、死を覚悟したが、どうやら、生き返れるらしい。ひとまず、一緒にリスポーンしたミズナとクエストを受けた集会所に行ってそこで集まる事にした。俺とミズナは、集会所の机で待っていると、仲良く大型モンスターに踏まれてやられたスレインとアイクと合流した。だが、ミーナがなかなか来ない。一時間半待っていると、ミーナがやっときた。
「うわー最悪。」
「どうしたんだ。」
「リタイアする隙がなく、ずっと逃げ回ったら食べられた。しかもすぐ咬み殺すのでわなく、いっとき口の中で舐めまわされた。」
「ブッあははははははは」
スレインが、思いっきり笑いらした。しかも、飲み物を飲んでいた時だったので思いっきり飲み物を吹き出
し俺とアイクとミズナにかかった。
「うわっ!きたね!」
「ちょっとスレインなにするのよー!!」
「悪りぃ悪りぃ。つい面白かったもんでww」
もぉ〜とミズナは、文句を言いながら、机の上にあるティッシュで服を拭いている。俺とアイクも、一緒に服を拭いている。ミーナは、これを見て、イライラは、収まったようで、笑っている。
「それに、ガジル。綺麗にフラグ回収したな。」
「うるさいな〜。」
どうやら、スレインも、俺が、フラグを立てていたのに分かっていたらしい。まぁ〜フラグかわからないが。それは、置いといて、
「死んでも、どうやらちゃんと生き返れるらしい。」
俺が、その事を言うとミズナは、なぜか、泣いた。
「なんだよ。生き返ったら、ダメなのかよ。」
「違うの。リスポーンする時もしかしたら、ガジルが、死んで、もう戻って来ないと思ってたから。嬉しいの。」
俺は、それを聞いて、ありがとと言って、ミズナに近寄り、抱きしめた。
ミーナ・・・ガジルとは、同級生で、ミズナとも親友である。ガジルに、悪戯を結構する。主に、魔法師をやっている。たまに、剣士で最前線に出る事がある。ちょっと荒っぽい。
アイク・・・ガジルのオンライン仲間。スレインと同じ学校に通っている。主に、銃で、近距離と中距離を好んで、戦う。