〜序章〜
ジリリリリリ…
朝六時を告げる目覚まし時計がなった。 俺は、時計の音を止め、もう一度寝ようとした。 けれど、ねれなかった。なぜなら外から不気味な音がしたからだ。
俺は、何の音か耳を澄まして聴いた。
ズンッズンッズンッ…
何か大きな生き物の足音。
グオオオオオオ
今度は聴いたことのない鳴き声。 俺は少し恐れながらカーテンを少し開き、外を見た。外を見て俺は驚いた。 向かいの家の後ろを一つ目の化物が、歩いていた。 それだけではない。もっと奥の空をドラゴンの様な物が飛んでいた。外の景色に驚いていると、いきなり部屋のドアが開いた。俺は恐る恐る後ろを振り返ると、不思議な女性がいた。顔を見ると耳の先はとんがり、目は、右目が黒、左目は青色をしていた。 服装は、家政婦?だしい姿をしていた。
『ガジル、早く来なさい。』
ガジル?…確かその名前は俺の使っているオンラインネームのはずだ。 もしかしてと思い俺は自分の体を見た。 そして俺は自分がガジルと呼ばれた理由が分かった。 そう今の俺の姿はガジルとして俺が着ていた服だった。 でもどうして、俺は昨日ゲームを止めて、寝たはずだ。どうしてだ…俺は昨日のことを思い出しているとある事に気付いた。 目の前の女性は、昨日ゲームをしている時に出会ったミズナという女性だ。 もちろんこの女性もプレイヤーだ。 だけど、他には、何も思い出せなかった。 ひとまず、俺はベッドから降りミズナへ近寄った。 ミズナは、『こっち来て』と言い歩いて行った。
初めてのとうこうなのでおかしな部分があった時は申し訳ありません。 その時は、感想でご指摘の方よろしくお願いします




