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いつか世界を変えて見せる  作者: 柱の男
1/3

トイレの神様

これは激しい競争社会の中で自由に生きる事を目指した男達の物語である。


朝、猛スピードで自転車をこいでいる少年がいた。彼の名は石神空いしがみそら高校2年生である。

彼が学校について靴を履き替えていると後ろから

「石神、おはよう」

と言う声がした。

振り向くと、メガネをかけた地味な男が立っている。

彼は山田知海、空の中学生の時からの同級生である。

「おっす、シ毛キックス」

と空は返した。

「シ毛キックスはやめろ!」

知海は言った。

シ毛キックスとは知海の事だ。

そのあだ名が付いたきっかけは

中学生のプールの授業でみんなに乳首を見られそれがシゲキックスに似ていて、更にそこから毛が30本ほどはえていたからである。

2人で教室に行くと

「2人とも遅かったじゃないか」

そう言って待ち構えていたのが陸地みつをである。

「俺が遅いのはいつもの事じゃないか」

と空が言う。

「俺はちょっと…」

と言い知海の口がとまる。

するとすぐにみつをが返す。

「ちょっとなんだよ。」

「これは恥ずかしくて言えんな」

と知海が言う。

「俺は絶対笑わん、教えてくれ」

空も目を輝かしてくる。

「しょうがない、教えてやろう」

知海が呆れた顔で言う。

少し間をおいて知海が喋り出す。

「実は今日のトイレでの出来事だ。

俺はいつも通り大便をしようとトイレに入った。

だが、何かがいつもと違う。スリッパが濡れていたんだ。しかし、漏れそうな俺はそんな事は気にしない。そしてすぐにズボンを脱ぎ便座に座った。その瞬間あり得ないほどのう○こが飛び散った。その排出物が便器の底に溜まっている水を跳ね上げた。その水が俺のケツを襲った。」

その時「もういい、話が汚い」

と空が言った。

そして3人とも席についた。

数分後、先生が入ってきて授業が始まった。

授業の半ば知海が手を挙げた。

「どうした知海」

と先生がきくと

「ね、nature calls me.(トイレに行きたい)」

と知海応えた。

「わかった。行ってこい、漏らされたら困るからな。」

先生が呆れた声で言った。

知海トイレに行ってから10分後

「知海遅いな。このまま授業サボろうってんじゃないだろうなぁ」

困ったように先生が言った。

その頃知海は、

「すいませーん、すいませーん」

『や、やっべぇ

トイレットペーパーがねぇ‼︎このままだと授業が終わって紙を投げてくれるまでまでケツがふけねぇ。』

そんな事を考えていると

「トイレに紙様はいねーのかよ!」

という声が隣のトイレから聞こえてきた。

「誰かいるのか?」

知海がきいた。

「ああ、その声はシ毛キックスか?今紙が無くて困ってるんだ。わけてくれ」

と隣の人が言った。

「すまん、俺も紙が無いんだ。」

知海は残念そうに応えた。

このトイレには個室が2つ紙がある確率は0。

『こうなったら

「おい!俺に考えがある。今は幸い授業中俺達以外ここに入ってくることはない。それなら水道でケツ洗っちまえばいいんじゃない?」

知海が提案した。

「それもそうだなwよしっやるか」

そして無事知海と隣の人は教室に戻ることに成功した。

翌日、知海がトイレで提案してやったことが全校生徒に広がっていた。


汚い話でごめんなさい

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