表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

二百文字のカタストロフ

(二百文字小説)サンドリヨンの姉達

作者: みくも

「あの子ったら、ちっとも空気読まないんだもの!」

 姉が喚き、妹が頷く。

「仰る通りよ、お姉様」

 彼女達は毒林檎や呪いの糸巻きを床に落し、得体の知れない不気味な染みを気にも留めずテーブルへ突っ伏して泣いた。

「酷いわ。舞踏会が最後のチャンスだったのに」

「シンデレラが若くて美人なのは皆知ってるもの。放って置いても結婚できたわ!」

「助けが必要なのは私達の方よ」

 大鍋を掻き混ぜる手が止まる。

「……何か、すいません」

Copyright(C) 2010 mikumo. All rights reserved.


運営さんが二次作品について一括削除した時に一緒に削除されてた様子。

再度上げてみます。

初出:2010年3月ごろ。


ご一読ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=443011330&s
― 新着の感想 ―
[良い点] そうですね。心配してしました。お母様のことも。
2019/10/26 01:37 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ