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200字小説・300字小説

初詣

作者: 柿原 凛

「ねぇ、何お願いしたの?」

「……内緒」

 彼女はそう言って僕に背を向けた。これって、後ろから抱きしめてってサインだよな。寒さで震えてるのか緊張で震えてるのかわからないが、確かに宙に浮いているってことだけは実感している。ゆっくり近づいて彼女を包もうとしたその瞬間。

「あのさっ」

 突然振り返った彼女。その彼女を、はじめて真正面から抱きしめてしまった。

「あっ」

「ありがと。こうしてもらえますようにって言ったんだ」

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― 新着の感想 ―
[良い点] 甘いですね。
2019/10/08 15:53 退会済み
管理
[良い点] 短い中にもきちんと起承転結があって良いと思います。 なにより、甘い!イチャラブは読んでて癒やされます。 お正月から、ありがとうございました。
[良い点] うん。短いけど、有りやと思うよ。 [気になる点] 悪い点に入る前に終わってしまった。 もうそろそろ、長編書いたら?
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