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第23話 シュミーツ村到着!! なんだけど……

「セン! 本当にやったのか!?」


あの後にトゥさんと合流した。

その時のトゥさんの第一声がこれだった。信じられないといった顔で言っていたが、正直、実際にやった自分でも信じられないのだ。

そのせいで、返答が「たぶん?」となんとも言えないものになってしまった。

その後、使っていた太刀のことはしっかりと謝り、あの大鎌のことを感謝した。

そしたら、太刀はどのみち戦いの中で折れていたからいいと言ってもらい、大鎌を譲ってくれた。

申し訳なかったがどうしてもと言われてしまい、受け取ることになった。その時、ロさんが何とも言えない表情でトゥさんを見ていたが何だったのだろうか?



そんな事もありながらも再度出発し、森で一晩越したりもしたが、何事もなくゲーム内時間で夕方、目的地の『シュミーツ村』に到着した。


「ここがオレ達の故郷、『シュミーツ村』だ。」


『シュミーツ村』の雰囲気は自然豊かで…言葉を選ばずにいうと、ひっそりと佇む秘境の地。建物は古い日本の民家のようなもの。なんというか、SBO(ここ)の世界観にあってないよね? 中世ヨーロッパの町から急に江戸の集落になって変な感じ。


「護衛もここまで。三人ともありがとうな。」


「依頼でしたし、条件の一つでしたよね。それに、ボクは依頼というものでなくても引き受けていたと思いますよ。」


「そうか…やっぱ、センはいい奴だな!」


トゥさんがそう言ってくれて、うれしくなった。


「そうだ、せっかくこの村に来たのだから、村長にあっていかないか? こっちの報告ついでにだが。」


唐突な話だった。なぜに村長なんだろうか。あと、何を言おうとしていたのだろう。まあ、いいか。


「わかりました。」


「よしなら行こうか。」


____


村の中を少し歩くと、他の建物よりも一回りほど大きい建物が見えてきた。トゥさん曰くあそこが村長さんのお家だそうだ。

良く見たら、家の前に門番らしき人が二人いる。その人たちがこちらを見て…正しくはトゥさんとロさんを見て、驚いた表情をした。


「トゥ殿、それにロ殿まで…お帰りになられたのですか? それにその子たちは?」


「あぁ、ただいま。この子たちはオレ達の護衛で雇った子たちだよ。」


「こんな見た目だが優秀よ。それこそバイトドラセに勝っちゃうぐらいにね。」


「「嘘だ!?」」


ボク達があの糞トカゲに勝ったと知り、門番さんは信じられないような目でこちらを見てきた。まぁ、しょうがないよね。なんか小声でぶつぶつと言ってたが聞き取れなかったよ。それはそうと、こんな子供が討伐しましたよ。


「にわかには、信じられんが…まあ、良い。とりあえず、お父様にお会いになられてください。」


ん? お父様? 一体どういうことだ? というか、誰の? この門番の話は目線の先の人物に対していったのだろうが…

目線を追いかけてみると、トゥさんにたどり着いた。


「あの…」


「アレのことは村長としては認めるが、父と認めていない。」


これは何か問題があるパターンだと思う。それと同時に、クエストにつながってくるはずだ。

トゥさんの発言に門番の二人はあきれ顔になっていた。おそらく、今までもそうだったのだろう。


「とにかく、村長に会わせな。」


「わかりました。中へどうぞ。」


そうして中へ案内された。建物の中は外と同じように和風だった。いや、やっぱり変だよね!? この世界は中世ヨーロッパみたいな世界だったよね!? なんで丁寧に畳まで敷いてあるの!?


「少し待っててもらいます。」


「アレを急かしな。」


トゥさんは村長さんに対し、辛辣なままだ。しかも今はまだ顔を合わせてもいないのにだ。これでもし顔を合わせたとしたら…最悪殴り合いの喧嘩になるかもしれない。

それだけは嫌だなぁ…神様、どうかそうならないようにトゥさんを落ち着かせてください…


「センは何を祈ってるんだ?」


「いや、ちょっとこの先の静けさを。」


「そうか。」


短くトゥさんと短い受け答えをしたら、ロさんが僕たちを集めるように手招きをしてきた。


「なんですか?」


「もしかしなくても、トゥさんと村長さんのことだよな?」


ロさんは、カゲの言葉に首を振ることで答えた。


「もう予想できてると思うでしょうけど、トゥは此処の村長の娘なの。ただ、その関係は劣悪でね。どちらが悪いとかではないのだけれど、修復は難しいのが現状よ。」


「どちらが悪いもないってどういうことですか?」


「実際に会ってみたらわかると思うけれど、村長は口下手な方でね。そのせいでトゥとのすれ違いができてしまったのよ…」


完全なるすれ違いなのか。何というか、悲しい関係だなぁ…

話に一区切りがついた時、部屋の障子が開いた。そこには、門番の人達ではなく女中さんのような人が立っていた。

というか、やっぱり世界観がここだけ変だよね。


「お待たせしました。村長のもとへご案内します。」


「思ってたよりも早かったじゃないか。」


トゥさんはずっとこんな調子だし、村長さんは口下手らしいし。もうこのあとが心配だなぁ……

なんとか書けた。

……え、東方紅魔郷がリメイクってマ? しかも販売がSwitch1&2・PS5・スチームってマ???

しかもしかも、その会見配信で神主いつもの格好してて燃えたってマ?????

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― 新着の感想 ―
更新ありがとうございます! 自由龍の討伐報酬は大鎌…主人公としてはやっぱりいい武器が手に入ったってことなので満足なんですかね?村長とのお話も楽しみだなぁ…こっからトゥさんが新しい武器作ってくれたりする…
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