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第14話 シェアハウスすたーと

遅くなって申し訳ねぇ!


かなり前にステータスの表記法を変更しました。

種族別の値+割り振り値になってます。


前置き終わり!!!


先のお風呂のことを忘れるため、ボクはSBOの依頼を受けることにした。

内容はこれまたリトルホーンサウルスの討伐。

昼にも受けた依頼なので、特に手間取ることもなく終わらせる。


「依頼もオッケーだし、戻ろっと。」


そうして、依頼も無事に終わらせその日は終わったのだった。



ーーーー



次の日、ボクは朝食を食べながら二人の部屋をどこにするか考えていた。


この家の二階には部屋が4つある。

二つ折り状の階段が北東側にあり、南側に6帖2つ、北の階段側に6帖1つと西側の物置部屋一つの間取りだ。

そのうち南東側のボクの部屋と物置部屋の2つが使っているので残りは階段横か、ボクの部屋の横になる。

これを2人にに振り分けるのだが、どちらが良いとかを聞くべきだろう。

ということで連絡をしてみたところ、翔琉が奥の部屋で紫音が階段横の部屋が良いそうだった。

因みに、二人がこの家に来るのは今日の9時頃の予定となっている。

家具などの搬入は10時頃からすることになっている。

つまり、それまでに掃除をしなくてはならない。


今の時間は7時。

まだ着替えができていないので、動きやすい服にしてから掃除をした。

掃除といっても二人の部屋となるところは完全なる空き部屋なので、窓と扉を開けて風が通るようにし、床の埃などを掃除機などできれいになくすだけだったのだが。


それらが終わり、少しゆっくりとしていると呼び鈴が鳴った。

時計はちょうど9時を指しており、時間通りに来たことになる。

玄関に行き扉を開けると二人がいた。


「こっちだとひさしぶり。」


そう声をかける。

しかし反応がない。

二人は目を見開き、ボクを凝視していた。


「文、お前、何というか、すごいな…」


「翔琉、響子さんには言われてたけど、ここまで可愛いとすごいとしか言えなくなっちゃうよね。

しかも、白色というか銀色というかよくわからないけど向こうのままだし。」


二人が話しているが、とりあえず家の中に入れてあげた。

そこから案内をしたり、家事当番を決めたりして引っ越し業者さんが来るのを待ったのだった。



ーーーー



引っ越し作業も終わり、時刻は午後5時。

ボクは紫音に捕まっていた。


「せっかく可愛くなったんだから、文ちゃんにあうお洋服を着てみようよ。」


「え。」


そう、着せ替え人形の危機に陥っているのだ。

ちなみに、翔琉は紫音の後ろで笑っていやがるふざけるな。


当の紫音は色んな服(当たり前ながら全て女物)を床に広げている。

…なんかゴスロリ系が多い気がする。

なんなら、差し出されてるのもゴスロリのドレスだし。


「なんでゴスロリ?」


「中二ぽくない?ほら眼帯もあるよ!」


「着ないし、要らない!」


「え〜」


「文、あきらめてきてみろよw」


「うるさい!」


そうして逃げようとしたものの、30分後…


「かわいい〜!」


結局、着ていた。

あの後、ごねにごねて逃げようとしたが紫音が翔琉を追い出し、ボクは強制着替えにあってしまったのだ。

しかし、眼帯。テメーは駄目だ。


「違和感仕事してくれ。」


「そのレベルなのかぁ…」


ボクの部屋には鏡があるのでそれで自分の姿を見てみる。

確かに違和感なく着こなせてしまっている。

ただ、その、見た目が…


「女魔王みたいなんだけど。」


「本人が言っちまうのか」


「試しにそれっぽいセリフ言ってみて」


無茶振りしてきたし…

しかし、それっぽいセリフかぁ。

やっぱりこれかな。


「よくここまでたどり着いたな、人の子よ。」


「「⁉」」


「これまでの努力、敵ながらあっぱれじゃ。

しかし、それもここまでじゃがな。

なぜなら…貴様らの旅はここで終わりを告げるのじゃからな!

…っと、こんな感じ?」


何とか言い終え、二人を見るとこちらを凝視していた。


「な、なに?」


「す、すごすぎるよ…」


「これ、ガチ魔王じゃねぇか?」


「文ちゃん、やっぱりアッチ(SBO)でもこんな感じのキャラでいこう?」


「絶対いや。」


そんな話をしている中、ふと時計を見ると6時半を回るところだった。

まだ晩御飯の準備を一切していない。

ただ、今から用意しようにも遅くなってしまう。

どうしよう…あ。


「出前取ろう。」


「「味噌ラーメンで。」」


「はい」


そうして、晩御飯は出前(手抜き)をしたのだった。

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