表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/21

第13話 TS物といったらお風呂回では?

遅くなったくせに短い!(ごめんなさい)

ログアウトして現実世界に戻ってきた。

窓から空を見るとかなり日は傾き、空は暗くなり始めていた。

時計を見ると針は6時を指しており、晩御飯の準備をしなければいけない時間であった。

二階にある自室のベットからおり、一回のキッチンに向かう。

着いたら冷蔵庫を開け、中身を見る。


「カレイがあるから煮付けをつくって、あと玉ねぎの味噌汁と大根の麹漬けで完成にしよ。」


もちろんお米も炊飯器の中にある。

献立を決めてからすぐに作り出す。

30分程で完成したので、お皿に盛り付けてすぐに机に持っていく。


「いただきまーす。」


うん、今回も上手くできてる。

そう思いつつ箸を進め、一人の夕食を終えた。

そして、この後は…


「お風呂なんだけど…」


そう、お風呂。

実は昨日は入れてない。

なんというか…自分の生まれたままの姿を見るのは恥ずかしいのだ。

仕方がないだろう、年頃の(元)男子だ。

美少女(自分)の生まれたままの姿を見てしまうのが、なんというか、いろいろとアウトな気がして、捕まりそう。


「でもなぁ…」


明日は紫音と翔琉が合流することになるのだ。

そうなると入っておかないといけないだろう。

しかし、しかし…


「こうなったら…」



ーーーー



目の前が真っ暗です。

そう、目を瞑っておけば見ることはない!

我ながら考えたものだ。


「石鹸は…」


物を手探りで探し出すことになるのが少々厄介ではあるが、自分の精神衛生は守られる。


この身体を洗っている時に身体を触っしまうのだが、とても滑らかで柔らかい。

髪の毛もサラサラとしている。


「これすごい…」


思わず呟くほどだ。

女の子の肌とか髪ってこんな感じなのか。

これを維持するためにやるスキンケアも大変そうだな。


そう思いつつ体を洗い終える。

ちなみに、男の時も両親(特に母親)からはスキンケアをしなさいと言われていたため、そこに困ることはなさそうだ。


ちなみに髪の毛が長くなったので、洗うの大変でした。


湯船に浸かるのはやはり気持ちいい。

お風呂の温度はややぬるめ。


そうして、この身体初のお風呂を無事終えるため、湯船から上がろうとした時だった。

足を滑らせてしまい、身体が倒れてしまった。

目を閉じていたのが悪かったのだろう。


「いたた…あ、」


無意識のうちに目を開けてしまっていて、自分の身体をみてしまった。


「っ〜」


顔を赤くしてそそくさと無事ではないが、お風呂を終えたのだった。



ーーーー



しっかり髪を乾かしつつ櫛でとき、からまらないようにしてから自室へ向かう。

お風呂のことを忘れるためにも少し暴れたいからね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ