表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/30

(二)-3

 駐在さんがその一団に敬礼をすると、お巡りさんたちも敬礼をした。私服の高齢男性が矢継ぎ早に指示を出すと、制服のお巡りさんたちはパトカーのトランクから規制線を引くための道具などを取り出して現場を封鎖し始めた。

 私服の男性は、若い男性と一緒に合羽を被ったあと、駐在さんに案内されて崖崩れ現場へとやってきた。そして土砂の中から空に向かって突き出た腕の前でしゃがむと、すぐに立ち上がった。そしてその脇で様子を見ていた汎人と秀美に向かって「土砂崩れに巻き込まれたのですかな」と尋ねてきた。まだ、二人が第一発見者とは伝えられていないのに、だ。もしかすると、駐在さんが署に連絡したときに伝えていたのかもしれない。


(続く)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ