8/11
三十六から四十
36
魂の 響きや画家も 死に泣くな 虹も輝き 日々の意志また
たましいの ひびきやがかも しになく(な にじもかがやき ひびのいしまた)
37
春たてば 花とや見らむ 鶏冠朱 里村宮戸 名は果てたるは
はるたてば はなとやみらむ とさかあ(か さとむらみやど なははてたるは)
38
花兄の眼 澄む村雨に 身が清き 神に召さらむ 娘の池か
かけいのめ すむむらさめに みがきよ(き かみにめさらむ むすめのいけか)
39
一嵩の 闇とっぷりと 変わりおり 若鶏ふっと 宮之阪飛び
ひとかさの やみとつぷりと かわりお(り わかどりふつと みやのさかとび)
40
死んでいた 生まれ遠い夜 まさやかや 彷徨い踊れ 舞う大天使
しんでいた うまれとおいよ まさやか(や さまよいおどれ まうだいでんし)




