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二十六から三十
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遠ざかる 鷹夜の舞で 役示し 消えて今の世 語る風音
とおざかる たかよのまいで えきしめ(し きえていまのよ かたるかざおと)
27
疎ましい 波と去る船 磯の夜の 添い寝ふるさと 皆遺志惑う
うとましい なみとさるふね いそのよ(の そいねふるさと みないしまどう)
28
泉の屋 美しい声 歌謡う 田植え恋しく 痛夜呑み吸い
いずみのや うつくしいこえ うたうた(う たうえこいしく つうやのみすい)
29
宵街に いま遠ざかり 扉から 独り風音 毎日毎夜
よいまちに いまとおざかり とびらか(ら ひとりかざおと まいにちまいよ)
30
もく拾い 奴ら語るか 罪の名の 見つかる宝 艶色退くも
もくひろい やつらかたるか つみのな(の みつかるたから つやいろひくも)




