セイゴロウ意訳版。多分これで会ってるマレーシア麻雀
マレーシアで行われているという、日本の麻雀とはちょっと違うエキサイティングな麻雀ゲーム。
そのルールをまとめたものを布教のために放流します。
一応日本式の麻雀が分かっていること前提で違いしか書いてないからわかりにくかったらごめんね。
あと麻雀牌も本来は専用のを使いますが入手ルートはほぼ個人輸入です。
通常の麻雀セットでやれる代用案は書いてるけど、やってみて楽しかったらぜひ輸入チャレンジしてみてね!
マレーシア式三麻
【概要】
通常麻雀牌から萬子と索子を全て抜き、代わりに華牌を16枚、飛4枚を入れた84枚で行う三麻である。
以下のルールはASOBITTION販売(輸入元FOURLEGKICK)のカード麻雀に同梱されていた翻訳ルールをセイゴロウが順番を並べなおしたりちょっと変更したりしたものです。セイゴロウ主催のマレーシア麻雀ではこのルールで行きます。
花牌などの特殊な牌がない場合。索子の1~4を華牌、萬子の5を飛として扱うと代用できる。(あんまり推奨はしてない)
【日本式との違い】
明確な原点、返し点はない。(一応50点持ち50点返しがわかりやすい…かな)
明確な終了条件はない。(皆がやめようと思ったら終わり。)
親と子の差は無い。
周り親と言う発想は無い。(和了者が次局の親)
フリテンは無い。(捨て牌置き場は共通)
リーチが無いのもあり、面前が強いというわけではない。
食い下がりも無い。
チーはあり。(食いピンもあり)
途中流局は無い。
ノーテン罰符は無い。
めくりドラ、赤ドラは無い。
王牌を作らないので、抜き及びカンした時は山から引き直す形で補充する。
和了は5点縛りだがこれには華牌も含む。
和了点は自摸なら2人から、放銃なら放銃者から貰う。(実質ツモり2倍)
支払いを減額するルールがある(後述)
カンを行うとなぜかその場で点がもらえる(後述)
場は常に東一局で場風牌は東と北。
【飛について】
飛は4枚入っているオールマイティ牌である。ただし使用の際以下のルールに従う。
1、 手牌にある時:どの牌としても使える自由な状態。待ちがハチャメチャに多くなるけどフリテンが存在しないので割と気にせずどんどん活用するといい。ただし飛だけで面子を作ることは出来ない
2、 鳴く時:飛を含む形でポンないしチーしていい。ただしカンはだめだ。飛を2枚使った鳴きを行ってもよいが、その面子は必ず刻子として扱う。
3、 鳴いた後:副露した面子に含まれている飛は、代用していた牌をツモって来た時に入れ替えて手牌に戻すことができる。
4、 手牌から抜く:華牌と同じように抜くことができる(1点)。ただし「華牌の代用」として抜くわけではないので他の華牌を使った役満には利用できない。またこの方法で晒した飛は手牌に戻すことは出来ない。
【華牌の扱い】
華牌は以下の4種16枚が入っている
―季節の華牌が4枚(春・夏・秋・冬)
―植物の華牌が4枚(梅・蘭・菊・竹)
―動物の華牌が4枚(猫・ネズミ・鳥・虫)
―人の華牌が4枚
華牌はツモってきた時、手配から抜くことで役になる(1点)。華を抜いた後はカンと同じように牌を補充する。この時和了していれば嶺上開花が付く(1点)。
同じ種類の華牌を4枚すべてそろえると役満(10点)となる。
華牌を抜かずに捨てるときは追加で山から自摸切りを行う。
【カンによる特殊な得点】
カンを行うと和了とは無関係に即座に点を獲得する。
暗槓―他2人から10点
大明槓(暗刻から鳴いてのカン)―出した人から10点
小明槓(明刻から加槓してのカン)―他2人から5点
【配牌と流局】
親がサイコロ1つを振って開門位置を決め取り始める。親が14枚、子が13枚になるようにとるのも同じ。
王牌は無く、カンの数に制限もない。嶺上はすべて通常のツモのように引く。
全ての牌を引き切ったら荒牌流局。ノーテン罰符はない。流局時は親は変わらずに次局に行く。
【第1打を始める前に放華を行う】
配牌時天和でないなら、各自手牌にある華牌を抜き、親から順に手牌を補充する(放華)
その後通常通りゲームを開始する。放華の時更に華牌を引いた場合はゲーム開始後自分の手番で抜く。
【天和】
配牌に飛が4枚含まれていれば即座に天和(役満)となる。また、放華の際に一枚も華牌を出さずに第1ツモで上がった場合天和となる
【支払いの減額と役満の例外】
和了による支払いが発生した場合、支払い者は現在確定している役(役牌と華牌)を計算し、5点以上ならその点数分だけ支払いを減額出来る。(0以下にはならない)
ただし役満(10点以上)のみ例外。放縦は20点、自摸は各10点の和了となり減額できない。
【抜け番について】
この麻雀は常に1局清算扱いなので局が終わるたびに誰かが抜けて代わりに待機しているものが入ってもよい。親番の人が抜けるときはサイコロを振って出た目の席の人に親番を渡す。(自身の席の目が出た場合代わりに入った人が親)
役一覧
1点役
├面前和了(花牌以外に何もさらしていない和了)
├混一色
├華牌
├場風牌(常に東と北)
├自風牌
├三元牌
├平和(食って作ってもよい。多分弱いけど)
├断么
├一盃口(食って作ってもよい)
├嶺上開花
├海底自摸(河底撈魚)
2点役
├一気通貫(食い下がらない)
├チャンタ(食い下がらない)
├対々和
├七対子(同じ牌4枚使いの七対子は認めていない)
├混老頭
├三暗刻
├三槓子
3点役
├清一色(通常とは点数が違うことに注意)
├二盃口
├純チャンタ
├小三元(役牌による点を含んでいない)
10点役(役満)
├大三元
├四暗刻
├国士無双(入っていない牌は飛で代用)
├字一色
├四喜和
├四槓子
├九連宝燈(食って作ってもよい)
├全飛和(飛を4枚使った手)
├天和
なお10点以上で数え役満とし、それ以上は計算しない