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魔王楽園にて猛省

ゴブリン『魔王様!!!まだ落ち込むのは早いですよ!また僕たちが世界征服してこの世界をより良くしていきましょうよ!」



彼はゴブリン。

緑の小柄な体に尖った耳が印象的な下等種族である。

戦闘力は低いが自分より上の立場の機嫌を取るのが上手い。



ヴァンパイア『なんだゴブリン。それでは目的がこの世界の平和じゃないか。そんなの魔王様がされるわけな「ワシやる!!!!!!」



家来一同(!?!?!?!?!?)



ゴブリン『や、やだなぁ…魔王様冗談ですよ!世界をより悪くするために我々が存在するんでしょう?』




魔王「うむ…それもそうだな…しかし、世界征服のためにまずは腹を満たそうではないか」




コボルト『では!!!我々コボルト隊が人間を狩って食料を調達してきます!いくぞ!!!』




魔王「なーに怖いこと言っちゃってんの?魔王今日はみんなのためにサンドウィッチを作ってきました〜!!オレンジとリンゴの果汁入りジュースもあるからね♡」




逞しい声を張り上げたのは犬や狼のような容姿を持つコボルト。

二足歩行も可能で屈強な脚力と統率力に秀でている。




ヴァンパイア『魔王様…1000年もの間、あなたはどこにおられたのですか?』




実は魔王、1000年前はもっと横暴で乱暴で最低最悪な性格であった。


気に入らない家来は殺し、家来に人間を狩らせ、人間の食料だけでなく人肉でさえも食べたと言う。

それ故に人間の住む村では、狩人や料理人の男の行方不明が多発していた。

(本当は魔王、臭みのない肉しか食べられないため、征服した土地の狩人たちに高級食材を献上させ、人間のコックに毎晩最高級フレンチを振る舞ってもらっていた)



殆ど魔王の偏食が招いた勇者との決闘で封印された魔王はひとりだけ…



女神たちの住む楽園にいた…!!!!!

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