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#002「必要十分条件」

#002「必要十分条件」

御社にとって自分がいかに有用な人材であるかをアピールするたびに、心の中が虚飾に塗れていく気がする。

決して嘘はついていないが、いかに相手に都合よく解釈させるかに苦心するのは、精神衛生上、極めて不健康だ。

自己分析を進めるたびに、自分という人物が何者か、自分は本当に社会にとって必要とされる存在なのか、はなはだ疑問になってくる。

この世に生を受けた命に、一つとして無駄な命は無いというのは、道徳の教科書でのみ成立する机上の空論だ。咲いた花の中には、必ず結実しない徒花が存在する。


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