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みんなの単語帳~9時間目~

      みんなの単語帳~9時間目~ 

               日直:安達昴


 zzz・・・んぁ、あ、なに?もう時間かよ、くそ。大体なんで俺がこんなことをしなきゃいけないんだっての。極限状態だぞ、眠気が。

 まぁいいよ、分かった分かりましたよ。今回の単語帳はこの俺、安達昴がお送りします。

 ・・・で、えっと?なに紹介すりゃ良いんだっけか?


 (だー、このっ!これとこれと、あとこれ!)


 あ?あー、はいはい。んじゃ、いきまーす。


魔法戦:魔法戦ってのは、見たとおりに魔法をぶっ放して戦うことだよ。ここで言う魔法は武器とかも基本なんでもありで、言っちゃあれだが異種格闘技戦に魔法を絡めたようなもんだ。でもまぁ、これだと危なっかしい感じしかしないけど、小学生とかでもちょっとした大会があるくらい普及してもいるんだぜ?なんでも、やっぱ魔法に慣れるにはこれが一番手っ取り早いってさ。

 高総戦もこれを日本中の高校が集まってやるイベントだ。ここまで来ると試合の迫力もかなりのもんになってくるから、高総戦も全国で放送されんだぜ。

さらに言うと、当然だけど魔法戦にもスポーツみたいにプロがいて、まぁそれも大体が高ランクのライセンサーとかの集まりなんだけどな。日々魔法を撃ち合って殴り合って斬り合ってお金を稼いでいるやんちゃな連中だよ、あれは。つってもやっぱり魔法戦ってのは派手ですごいもんだから熱狂的なファンも結構いるし、プロもいて良いんじゃないのかね。

 こういう風に今の世界では当たり前かつ欠かせない感まで醸している魔法戦だけど、これの大本はこれまた殺し合いなんだよな。格闘技の大概がそんな感じだから魔法についても言って今更ではあるけど、元はといえばどれだけ魔法をうまく絡めて戦争で人を殺せるか考えて、魔法士各々が自分なりのスタイルを生み出していって、それを競い合ってみようとなって魔法戦に落ち着いたんだな。これについてはこの前の回であの青髪の子が説明していた『団体戦』とおんなじだ。


IAMO実動部:ええっと、こいつは・・・しらんがな。てかあれだろ、要はIAMOの組織内でも特に現場に出てドンパチやる部署の総称みたいなもんだって。これとあとは事務関係の仕事をする部署とか、会議したり方針決めたりするお偉いさん方の委員会的なものがあったはずだよ。日本の学生がいちいちでっけえ組織の内部構造把握してると思うなよな、はぁ・・・。

 んで、とりあえずIAMOも大概でかい組織だから、各部署でもさらに事務とか管理職があるらしいよな。陸海空軍のトップの上に政府や大統領があるようなもんと思えば良いさ。以上。これ以上はムリっす。


IAMO実働部特務隊:・・・だから知らねえってのに、ナメてンのか作者。どうしてもやらせたいならカンペ寄越せよなコラ。

(待て、ここで作者に文句言ったら今度の出番削られるぞ!)

 あん?出番ねえなら楽じゃねえか。ゆっくり寝られて良いってもんだ。高総戦も実はたりぃな、と思ってたんだよ。アクションは疲れるし、当たると痛いし恐いし、ろくなもんじゃねえ。おまけにギャラが出るわけでもねえし。

(ねえ!しっかりしてよ!言っちゃいけないこと乱発だよ!もはやこの回お蔵入りするから!苦労無駄になるぞ!)

 ん、それは困るけど、別にどうでも良いしな。思ったほど困らなそうだし。

 (だー!!ちょっと待ってろ!)


 

 ~~Just a Moment~~



 コホン、えー、失礼しましたー。カンペ届いたんで働きまーす。

 ええっと、特務隊というのはですね、特に高ランクだったりその他特殊な魔法を使える魔法士を中心に編成したチームで、基本的に隊の規模は中隊か小隊ってことだ。特殊な環境下での活動や医療活動、大規模制圧とかで派遣されるらしい。特に多いのは大規模制圧って話だから、つまるところはIAMO実動部の中で見ても最強クラスのメンバーで構成された少数精鋭部隊みたいなもんだろうな。

 ちなみにここに所属している人も基本的に普段は通常の部署に参加して活動していて、呼ばれたときにだけ特務隊として特殊な権限とかを行使できるようになるらしい。知らないけど。


 と、いうわけで第9回単語帳だったけど、まあ、うん。なんとかなったな。さて、次回は誰がやふほか、ふあぁぁ、あ・・・。ねむ。んじゃ、サヨナラー。

さて、昴の野郎どうしてやろうか。

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