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ペニーの冒険  作者: うめーん
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スライムの乳首だしたおじさん


たけるは助かる

先日乳首を出したおじさんから希望という名のティクビヌスンアースを授かった

たけるの乳首を元に戻したい…ただそれだけの想いが俺を動かしていた…


「ふぅ このくらいでいいかな」

荷造りをすますと、部屋の電気を消し玄関へと足を運ぶ

「えぇーと…持ち物は…てぃんぽいとティンポイとてぃんぽいとティンポイか…」

バックの中を再度確認し、スニーカーを履く

履き慣れた頑丈なやつだ。

両サイドにオバージョマンスールが設置されており、スナップぉを鳴らすとオーバーレイが発射される仕組みだ…流石はグランティアノスの残した遺産だなっ

「っっしぃ…じゃ、行くか」

鍵を閉め、オバージョをマンスールへと変更させる


シュゴゴゴゴゴゴゴゴォ

っドヒュゥゥウゥゥウゥゥウゥウ


空中を舞い、一瞬にして街の外へと行く事ができた。

「いやぁ…早いなこれ」

オーバーレイの力にティンポイが過剰に反応する…一歩足を踏み出すだけでここまでてぃんぽいがビクンビクン来る物なのか…


冒険とは過酷な物なり


先日も、先々日もこの街から旅立った者は複数と居たが

その大半がてぃんぽいの痛みに耐えきれず帰還してくる者ばかりだった


冒険とは一種のオパーヌであり、ファルスのルシのコクーンのパージである…

つまり、冒険とは真に勇敢かつ強い者でしか成し遂げられない という意味だ

「面白いじゃん」

胸を高鳴らせ、一歩を踏み出す そしてもう一歩…もう一歩と…

気がつくと俺は走っていた

「まってろよ…たける…今にお前を助け出して見せるからよ!」

まるで自分が風になっているかのようだった…そう、人とは初めから自由なのだ

果てしなく自由であり…ゆえに残酷だ

残酷…さんこぬぅ…サンコヌン


どぅっ


ーーー瞬間何かにぶつかる

風のように駆け抜けていたせいか、ぶつかった振動で尻もちをついてしまった

「っ…てぇな」

ぶつかった何かに向かって怒りの矛先を向ける、そこには「奴」が立っていた

「う、うわぁ…うわぁ…」


「うぅ…ふぅ…プスス…うぅうぁあ…ぅひ」


スライム的なモンスターが現れたのだ

「ーーっちぃ…こんな時にモンスターかよ」






そう言った俺のてぃんぽいは…たしかに疼いていた







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