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ペニーの冒険  作者: うめーん
2/30

たける…

陽は沈み、外へ出ると街中はすっかり暗くなっていた。

「たける、歩けるか?」

乳首の激痛に耐えながら、たけるはゆっくりと頷く どうやらティクビヌスン.ゼアノールは呼吸器官まで新色しているようで、喘息にも似たひゅーひゅーという荒い息をしている

「…肩かすよ…」

たけるの体を支え、俺たちは病院へと足を運んだ。


ーーーーー


ティ首 グランティアノス


大都市からは掛け離れた広大な平原にこの街は位置する。

1962年に形成された街であり、レンガで積み上げられた建物が一面に広がっている

テコの原理を利用した設計であり、大昔に作られた街とは言え これがまた丈夫である、現代の建物にも負けない強度をほこる。

都会人からはヌルんティンポイ アースなどと言われている

意味は 昔の人は頭がよい…という意味らしい

まったく…これだからティンポイブレイヴは困るね

そして、その中心部に位置するのがブレインティ区ビーム総合構成大三研究薄給名称

つまり病院である。

そう…病院…ネパール…てぃんぽい

ティンぽいの東側の右斜め…


ーーーーーー


「もう少しだ…もう少しだぞたける…」

たけるを担ぎながらオーバーレイを繰り返す

たけるは唸り声をあげながら乳首を回転させていた。

……間に合わないのかもしれない

いや…初めからわかっていた…無駄な事だって事は

けれども、乳首が分解していく友を…戦友を…俺は見捨てることが出来なかった

たとえそれが無駄な事だとしても…




たける…俺はーーー





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