北の鱗魔王様、会報にコラムを寄稿する
『北の魔王様のお言葉』
常々思うのだが、私はいつまでこの連載を続けなければならないのだろうか。
……という書き出しではじめるようになって、数年。
もう次回で最終回です、の言葉が聞けぬまま今に至る。編者各位は確りと会議をするように。
知っての通り魔王としての職務がある私であるが、近頃その合間にまた『盤上の愚者』を楽しんでいる。
あれは、盤上遊戯としては有名であるので今更説明はしないが(※北の魔王様と盤上の愚者 参照)、どうやら駒に凝るのが流行りらしい。
城のエントランスホールに飾られた盤と駒を見たものが、自作の駒で遊戯をはじめたのが流行りの元らしい。
本当かどうかは知らぬが。
……知らぬが。
そこで、早速私も流行りに逆らわず出入りの職人に頼んでみた。
特注というものだ。
駒は、私の姿を模して貰っている。
ドラゴンだとか別のものが良かったのだが、とある方面からの圧が凄まじく、諦めるほかなかったのだ。
悔しいのでその職人に、今回の駒の型を自由に使用する権限を与えたので、気になるという読者は問い合わせてみるがよい。
会報を提示で割引がされるそうだ。
では、今回はここまでとする。
次回こそは最終回であるよう祈ってくれ。